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Q:原作を読んだときの感想、また、映画化しようと思った理由を教えてください。

この作品とのそもそもの出会いは、脚色の依頼を請けたことだったんです。初めてこの作品を目にしたのは、インターネット上ではなく小説化されたものでした。そこには表記号を崩したようなインターネットのチャッティング言語がたくさん出てきて、そこがまずおもしろかったです。
それから女性のキャラクターがユニークだと思いました。ただ、映画にする場合は言葉の部分を活字のまま見せるわけではないので、いかにして視覚的に表現するかを考えながら脚色をする必要があったのです。難しいと思っていたのですが、実際に作業を始めてみると…大変だったことは確かですが…結局5日間で書き上げてしまったんですよ。 このような感じで最初は脚色の依頼だったんです。しかしその後、いろいろと事情が変わってきまして“監督もやってくれないか”と言われました。そう言われたときには私の頭の中にいろんなアイディアがありましたので、特に問題はありませんでしたね

Q:映画の脚本は原作から膨らませた部分が多いとお聞きしましたが、そうする上で原作者と事前に打ち合わせをされたのですか? また、監督自身が特にこだわって膨らませた部分がありましたら教えてください。

実は、原作者には映画の公開後にお会いしたんです。会おうと思えばいつでも会える状況だったのですが、会ってしまうと原作に忠実でなければいけない気がしまして…。私としては原作に忠実になるよりも、まったく違うものとして映画を作りたいと考えていましたので、敢えて会わずに脚色をさせてもらったんです。 もし会ってしまったら“内容を大幅に変えられては困る”と言われてしまうかもしれませんしね。私が脚色した内容は、エピソードは原作と同じにするとしてもそこにまたいくつかの色を付け加えました。 また小説は2人が別れて終わり、その理由も曖昧なままなのですが、映画の方では『延長戦』を作って理由を明確にしてます。 (映画の)終わり方も私が付け加えたものです。映画が完成したあと原作者がホームページに書いた文章を目にしましたが、そこには“映画の方が原作よりずっとおもしろいですよ”とあって、(^ ^)マークを書いてくださってました

Q:主人公の2人はアンケートで決められたそうですね。どのような経緯でこのような方法をとられたのでしょうか?

正確なことを言いますと、アンケート結果から最終的に決まったというわけではなく、アンケートは“やってみた”という感じでした。それが結果的に作り手側の意見と一致したんですね。ただし“猟奇的な彼女”の役はチョン・ジヒョンさんしかいないと思いつつも、撮影前は心配する意見もありました。というのは、ジヒョンさんはこれまで映画に出演していましたが、興行的な面においてはいい結果とは言えなかったので …。 彼女の名前を韓国で一躍有名にしたのはコンピューターのプリンターCMでした。私の頭の中にそのイメージがありましたので、どうにかダンスのシーンを入れたいと思い、あのナイトクラブのシーンを作ったんです。不自然な形で入れたくはなかったので、ちょっと反抗的な意味を含めて制服姿で踊ってもらったんですよ

Q:監督から見た2人の素顔を教えてください。

チャ・テヒョンさんはこの映画のキャラクターに似ていると思っていただいていいと思います。ファンも多く、彼らに囲まれると逆にその状況をすごく楽しんでしまうタイプなんですね。車に乗っていてもわざわざ車の上に上がって、みんなにアピールしたりするんです。キョヌが“猟奇的な彼女”のいる女子大に花束を持って行くシーンでは、エキストラで300人の女性大生がいたのですが、現場でその光景を見たテヒョンさんにジヒョンさんが“良かったね、こんなに人がいてうれしいでしょ”と声をかけていました。テヒョンさんは人がたくさんいると喜ぶタイプなので(笑)。そのチョン・ジヒョンさんは実は恥ずかしがり屋さんで、普段はすごく落ち着いた人ですよ。でも、いざ演技をしてもらうとエネルギーが一気に出てくるんです

Q:山の斜面に植わっている1本の木を、遠くから撮影している絵がとても綺麗でしたが、監督のイメージ通りの場所を探すのは苦労されたのでしょうか?

木がある丘を探し求めて、韓国の鉄道路線はほぼ全部乗りました。映画で使用した場所は、もともと大根の畑だったらしいんです。あの木は撮影用に植えたものではなく、やはり形が良かったので周辺に住んでいる人たちが切らずに残しておいたものでした。ああいう場所に出会えたことはとっても幸運だったと思います。いまでは木が有名になり、『猟奇的な彼女』の撮影現場を巡礼するコースのひとつになっているんです。そして、そこを訪れた人がタイムカプセルを埋めるらしく、いま行ったらあそこにはタイムカプセルがゴロゴロ埋まってるんじゃないかと思います(笑)

Q:映画に描かれているカップルは完全に女性主導ですが、韓国のいまの恋愛事情というのはどういうものですか?

韓国でも以前に比べたらそういう傾向が強くなっています。これはどこの国も同じようなものかもしれませんね

Q:失礼かもしれませんが、監督の世代から見てそういった恋愛事情はどのように感じられますか?

私はあまり世代とかにこだわる方ではないのですが、いまの若い人はずいぶんと変わってきてるという印象は受けます。ですから、いまの世代の人たちはこういった映画を見てもそんなに珍しいとは感じないかもしれませんね。むしろ共感を憶える部分の方が多いかもしれません。だからといって上の世代の人たちにこの映画が合わないというわけではなく、抑圧されて生きてきた部分がある彼らが観ると逆に抑圧を解消してくれるような作品に映るみたいです

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