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INTERVIEW with BUMP OF CHICKEN INTERVIEW05
Excite: このアルバムを通じて感じたことで言うと、<喪失と覚悟>っていうのがひとつのテーマとしてあるのかなと思ったんですね。例えば“同じドアをくぐれたら”にも書かれているんですが、何か大切なものを捨ててまで、ひとつのことを選択する強さって何なんでしょうね。
藤原 「結局のところ……これは持論なんですけど。世の中のたいがいのことは全部って言っていいくらい、全ては2択の繰り返しだと思うんです。選択肢の多さに関わらず。そこで比べる作業というのを無意識のうちにやってると思うんです、恐らく。だから、その強い弱いを歌いたいわけではなく、ドアをくぐりたいんであれば何てことはない、握っている手を離して行けばいいという歌です。それが出来ないのであれば2人して留まってるしかない。鍵がもらえるのは手のひらが空の時だけ、という歌なんです。でも、そういう云々は置いといて……天秤が書きたかったんですよ。凄いじゃないですか天秤っていうのは。比べるふたつを載せて、大事さ加減を重さとして考えた時に、大事じゃないほうが掲げられるわけですよね。それって凄いなと思うんです。ボクシングで勝った選手がこう(升の片腕を上げる)なるわけですよ。天秤では負けた方が掲げられてるわけですよ。これは詞を書く人間としては書かずにはいられなくて」
Excite: 結局、大事なものは掲げられてないほうなんですよね。
藤原 「なんつうんだろう。曲を聴いて……これ以上喋ると聴く人に対する先入観になりかねないので、逃げますけど(笑)」
Excite: そう来ましたか、はい(笑)。そして今回のアルバムは14曲目のインストを残して、シングルでリリースされた“ロストマン”がまるでこのアルバムを予言してたかのようなラストとしてはまってますね。
藤原 「どうしてなんですかね……“ロストマン”という曲がこのアルバムの最後の位置を主張した。そうとしか言い様がないです」
Excite: 曲順はじゃあ、あんまり迷わずに決まりましたか?
藤原 「そうですね。うん、なんか割とスムーズでした。1曲を作る作業に近かった気がします。AメロBメロ、サビ、ブリッジ、ギターソロとかいろいろあって1曲が出来るように。そういうのと同じように1曲ずつはまっていって『ユグドラシル』が出来た感じで」
Excite: なるほどね。今作は最後の“ロストマン”で<再会を祈りながら>という希望のフレーズで終わってますが、今まで大切なものを選ぶために捨ててきたものは、いつかまた出会える気がしますか。
藤原 「しません。それに<祈りながら>というのは希望に満ち溢れた言葉ではないと思います。“明日雨が降りませんように”とか“雨が降りますように”なんていう、祈りというのはどうしようもない行為だと思います。それは個人の意志であって、実現するかしないかという決着は付かないというところで“ロストマン”は終わっています。その祈りが叶う叶わないは置いといて、そういう行動を取っている事実。それを書こうとしたんだと思います」
Excite: わかりました。ちなみに、レコーディングをやってて煮詰まった時とかどうしてるんですか。
直井「えーと(笑)。 最近はあんまりなくなったんですけど……藤くんに踊ってもらったりしてます(笑)。あんまりみんな煮詰まってるって感覚はないんだろうけど。スタジオとブースを繋ぐスイッチがあって、声が出せるんですけど“秀ちゃーん!”とかって呼びかけたり。煮詰まるというより、どっちかって言うと、入り込みすぎてて。一点ばっかり見ちゃう時とかあるんで。藤くんが何か一言、声をかけてきたり」
Excite: そこではっと我に返るんだ?
直井 「そんな感じですかね(笑)」
Excite: そういうのはメンバーの様子を見ててわかるんですか?
藤原 「見ててというか聴いててというか……ありますけど。でもそういう作業をしてるつもりはないですよ僕は(笑)。“こいつ煮詰まってんなー、ひと声かけてやろう”とか、そういう気は全くないんで」
Excite: でも、そういうのも必要ですよね。たまの息抜き。
直井 「はいっ!」
藤原 「踊りとかね、お尻とかね、そういうのは重要だと思いますよ(笑)
Excite:あはははは! ではようやく出来た、このアルバムをリリースすることに関して今どんな気持ちですか。
藤原 「まず、どういうふうに聴かれても構わないです。出来たものに自信があって、自分たちのプレイや出した音に、値段を付ける価値がある。買ってくれた人はこれを批評する権利がある。僕らは、後はライヴで歌い続けるだけです」
直井 「うん。こんな素晴らしいアルバムはないと思います。どんな形で聴いてもらってもいいです。ラジオとかレンタルとか、友達と一緒に聴くとか。もちろん買ってくれたら嬉しいですけどね(笑)。その人にとって、一緒に成長できるようなものであって欲しいです」
「あえて言いたいのはアルバムを最初から最後まで、続けて聴いて欲しいということです」
増川 「先入観を持たずにまっさらな状態で聴いてみて欲しいなと思います。そして、それが出来るアルバムだと思ってます」
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