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 クリスタル・ケイの音楽人生――といっても、まだ彼女は17年しか生きていないが――において、2003年は間違いなくエポック・メイキングな年であり、飛躍的に成長した1年であった。
恋する女の子の甘く切ない気持ちを情感溢れる歌声で代弁した通算10枚目のシングル“Boyfriend-partU-”で幕を開け、その5ヵ月後には新生M-FLOの第一弾ヴォーカリストとして大抜擢。M-FLOの2人をして「第一弾ヴォーカリストにはクリスタル以外思いつかなかった」と言わしめただけあって、その相性の良さ、クオリティの高さは期待を遥かに凌駕するものだったが、そのM-FLOのシングル「M-FLO loves Crystal Kay“Reeewind!”」と同時にクリスタルの11枚目のシングル「Crystal Kay loves M-FLO“I LIKE IT”」もリリースされ、2曲まったくの別曲なのに、しかし所々でリンクしているという斬新な試みが大いに話題となった。
「M-FLOをやったことで、幅が拡がった」と、このコラボレイトを通して大きく成長したことは本人も認めるところだったし、完璧なステージングでこちらを圧倒させた初の全国ツアーでもその様は存分に窺えたが、その「幅の広がり」を更に大胆に表したのがニュー・アルバムからの先行シングル“Candy”であり、ビート感もメロディーも今までの作品とはまるで違うこの曲に多くの人が驚いたことだろう。
ヒップホップ・フリークにはお馴染みのクリプス“Grindin'”のビートか始まる斬新過ぎるイントロからして「してやったり」といった感じだが、「切なさ」「可愛さ」といった従来クリスタルが持つイメージはそのままに、更に「格好良さ」「シャープさ」までもがプラスされたこの作品を前にして、果たしてアルバムは一体どんなことになっているのかと、興味は募る一方だった。
実際の彼女は本当にキュートで純粋無垢な普通の女の子で、この女の子のどこからあれだけのパワーがでるのか不思議に思ってしまうほどなのだが、生まれ持った才能と音楽を純粋に愛する心、新しいことにも果敢に挑戦するポジティヴな姿勢、それらすべてを兼ね備えているからこそ、彼女の音楽は常に新鮮に響き、常にこちらの心を揺さぶるのだろう。
それを証明するかのように、1年振り4作目となるニュー・アルバム「4REAL」は、そんなクリスタルの魅力がすべてが詰まった、傑作と呼ぶに相応しい作品に仕上がっている。
彼女曰く「アルバムはやりたいこと祭り」とのことだが、やりたいことをやりつつ、このクオリティ。やっぱり彼女は只者ではない。
 
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