 |
新作『UTOPIA』が完成しましたね。オリジナルアルバムとしては、2002年11月にリリースされた『pray』からほぼ1年ぶり。今年は4月に「翼を風に乗せて〜fly
away〜」、8月に「太陽と花びら」そして、10月に「ユートピアは見えてるのに」と3枚のシングルがコンスタントに届けられて。さらに、1年をしめくくるのが、待望のニューアルバム『UTOPIA』。制作のペースが順調に上がって来てますよね。 |
 |
|
 |
特別にペースをあけたという事はないんですよ。たしかに、以前はリリースが比較的長く開いたときもありましたけど、じつはレコーディング自体はずっとやっているんですよ。
ただ、『pray』の前に02年の3月に『和音〜Song for Children〜』という日本のポップスをカバーしたアルバムを出したんですけど、その後くらいからは、明確にリリース時期の目標を決めて作ってはいます。とくに今年は、3月でDEENが満10歳になりましたし。11年目の新しいスタートだから、季節とともに作品をリリースしていきたいなあっていう意気込みはあって。その結果が春夏秋と3枚のシングルになり、そして今回の冬のアルバムにつながったという感じですね。 |
 |
|
 |
そのニューアルバム『UTOPIA』なんですが、今お話の出たとおり、前作『pray』はDEENのデビュー10周年記念作品ということもあって、非常に気合の入った“力作”でしたが、今回は一転、肩の力の抜けた、いい意味でリラックスした作品に仕上がっている印象が強いですね。 |
 |
|
 |
「どうやって力を抜いてロックできるか」っていうのが、最近のテーマですからね。20代というのは、やっぱり、ある意味“勢いまかせ”でやれる部分ってあるけど、現実に自分たちが30代に入ると、当然アイディアも思考や好みも変わって来るし。
その中で、よりもっと多くの大人の方に今一度、生演奏による音楽のよさをCDで聴いてもらいたいということを、ここ1〜2年はすごく考えるようになりました。 |
 |
|
 |
しかも今回、デビュー以来初となる、アメリカ・ロサンゼルスでのレコーディングが実現したんですよね。 |
 |
|
 |
前作の『pray』あたりから、「Neo-AOR」というテーマで音楽を作ってきたので、まあ、やっぱりAORが生まれた場所に1回行ってみようと。しかも、リクエストしていたエンジニアのアル・シュミットという人がミックスをしてくれることになったんで、もう願ったりかなったりというところでした。 |
 |
|
 |
そのアル・シュミットさんは、「ユートピアは見えてるのに〜Twilight style〜」、「翼を風に乗せて〜fly
away〜」、そして「太陽と花びら」の3曲に参加されていますが。実際にコラボレーションしてみて、いかがでしたか。
TOTO、スティーリー・ダン、セリーヌ・ディオンなどと素晴らしい仕事をされている方ですよね。 |
 |
|
 |
すごい財産になりました。もう、とにかくサウンドが違うから。「ユートピアは見えてるのに」はアルバムの1曲目に入ってますけど、スタジオでミックスした音を聴いた瞬間に「あっ、いい音!!」って感じました。
音の質感とか、演奏がよりリアルに聴こえるというかね。彼の仕事からは本当に学ぶことが多かったですよ。だから日本に帰ってきて、レコーディングを続けたんですけど、自分たちの判断基準のラインが上がりましたね。 |
 |
|