interview with ELT
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Excite: 早速ですがニューシングル『また あした』について、作詞を担当された持田さんからテーマを聞かせてもらえますか?

持田: そうですね…(テーマは)常日頃から思う、思っていたい気持ち。なんかね、全然たいしたこともないし、毎日イベント事があるわけでもないし。でも普通に、平凡に暮らしているなかで当たり前にしてしまっていることとかを、それができることさえもありがたいことだろうなぁ、大事にしなきゃいけないなぁって、思うんですよね。ここ何年か前から、どうしても、わかってはいても、慣れてしまったりすることがあるんですよ。慣れていくことで生まれる信頼関係とか、いいこともたくさんあるんですけど、それと同時に失うこともあったりして。だから、慣れてしまってはいけないかなぁって思う気持ちを意識しながら書きました。

Excite: このような気持ちが込められた歌詞を読んで、伊藤さんはいかがでしたか?

伊藤: のどかな気分がしてよかったですね。

持田: でも、いっくんはどっちかっていうと、派手に攻めにいきたいタイプみたいです。

伊藤: それ、なに?(笑) 演奏のスタイルとして?

持田: 自分の生活とか…

伊藤: あ、生活もそうですね。

持田: ねっ!

伊藤: 太く、短く(笑)。

Excite: それはやっぱり音楽面にも影響するものなんですか?

伊藤: ありますね。ギターリストとしてはポップチューンの方が得意なんですよ。技術的な面ではロックだと頭使わないでいい(笑)。ポップスとかは大概そうなんですけど、頭使った感じが普通なんで。割と、頭悪〜いんだけどイイ感じ、そういうのが好きですね。

Excite: あとの2曲の方は?

伊藤: 『一日の始まりに...』の曲調としては、『また あした』よりはロックっぽい、16ビートの曲ですね。それをアコースティックギターとかで重くないグルーヴ感、コロコロ転がるような感じに表現してます。

Excite: 持田さんの書く詞は、ファンの女の子から圧倒的な支持を受けてますよね。歌詞には実体験を盛り込んだりするんですか?

持田: 自分の気持ち、ですね。こんな感じ、とか(笑)。とってつけるみたいなところはあるにしろ、基本的に気持ちは“まんま”ですね。でも最初書き始めた頃は、自分のことを書くにしてもどう表現していいのかがわからなかったですね。だから、例えばマンガを読みながら「自分だったらどうかな?」って思うところから書き始めたりとかしてたんですけど、今回のシングルの曲を含めて最近はほとんど「こういう場所で、こうしてたときに、こう思った」みたいなことを書いてます。

Excite: お2人が作品を作るときに、一番気を遣う点や苦労される点はどのあたりになるんですか?

伊藤: 一番のポイントはやっぱり、できあがりの音像とか、やろうとしているサウンドとか歌とかが、自分の思い描いているものになるべく近いもの、もしくはそれ以上のものが作れなきゃダメですよね。時間がないからこれでしょうがなかった、というのは一番悲しいことなので。それをいかに、例えば決められた時間内で出すにはどうしたらいいんだろう、って。

Excite: 1つの楽曲を何か月で作るとか、本当に決まってるんですか!?

伊藤: ええ、決めないとね、やらないんだなっていうのが、去年アルバムが遅れたことで会社に思われてると思う(笑)。

Excite: 持田さんも締切がないと書けない方ですか? 徹夜で書いたりとか…

持田: します(笑)。たぶん、期限がなければずーっと書かないかも。でも、ずーっと書かないにも理由があって。これだけこう、ずーーーっと続いてると、ってところなんですよ(笑)。だからたぶん、みんなでがんばっていいもの作って、その後オフをいただけて、またリフレッシュしつつやるっていうのが理想なんですけど…なかなか、やっぱり。で、逆に休んだから確実にいいものが作れるかっていったら、それもやってみないとわからないし…。とにかく、長期でのお休みがずーっとないんで。

Excite: 常にこう…

持田: いるでしょ(笑)。なんか、地味だけどいる、みたいな(笑)。

Excite: あははっ。でもやっぱり、ずっと一線に居続けるのは相当な苦労もあるでしょうし、そのなかで作品を発表し続けているのはすごいなぁって思います。だから、1か月に2〜3曲作ってますっていう勢いなんじゃないか、と。

伊藤: コンスタンスにはやってないですけど、こういうとき(リリース前)はやっぱそうですね。

Excite: なんかちょっと、おかしくなるなんてときはないんですか?

伊藤: そうだな…。昔とかはイベントライブとかやってて、東京戻って録って、また次コンサート行って、みたいな感じだったんで。そうするとやっぱり体力が落ちてくるじゃないですか。それでも鮮度を保つにはどうしたらいいかなとか、音楽とは直接関係ないことをすごく考えてましたね。

持田: 携帯の電源切ってどっかに行きたいと思ったことや、「行ってやるー!」みたいな気持ちで寝たことは何度もあります(笑)。でも、そうやって引き延ばした時間があったとしても結局、自分に返ってくることもわかるし。で、やっぱりね、喜んでもらってることがすごく嬉しかったりもするみたいで(笑)。ライブをやりながら感じるんですよ、そういうことを。自分たちが「聴いてほしい」「伝えたい」ってことも大事だし、そこは続けていかなきゃいけないことなんだろうなって思うんです。でも、そうやってこちら側だけの意思になってしまうのも、プロとしてどうなのかというギャップに迷ったときもあって…。お金を払って見に来てくれた人たちが、どんな気持ちで帰ってくれるのがいいんだろうか、(自分たちに)もっとやれることはないのだろうかって思ったりね。でも、作品をね、いつも胸はって出せるものにしてるので、いまはすごくいいテンションでできてると思います。

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