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 元ちとせの2nd ALBUMがついに9/3リリース ! !  「レコーディングが本当に楽しかった」と話す彼女の作品、 『ノマド・ソウル』についてインタビューしてきました!
『ハイヌミカゼ』と『ノマド・ソウル』の一番大きな違いは何でしょうか?
できあがってから言葉にすると…ですけど、『ハイヌミカゼ』は、身体は東京にあっても魂が奄美大島にいたまま歌っていたと思うんです。それが『ノマド・ソウル』には、東京の家にやっとホッとできるようになって、都会で歌うことに納得して歩き出せた自分がいる。曲にも“都会”な部分が見えてきてる…そういう変化が自然に出たと思います。
レコーディングも本当に楽しかったんですよ。自分は“歌をうたう人”に選ばれたんだと納得したから、もう自信たっぷりにブースに入っていけて。ちょっと待ってて、もうすぐ震わせるから、くらいの強い気持ちでワクワクしながら歌ってましたね。

アルバム全体のテーマ的なことはどうですか?『ハイヌミカゼ』には八月踊りをめぐる物語があったわけですが、本作にも物語性を感じるんです。ひとつの旅を描いているような。

旅…ですね。詞や曲が集まってくるうちに、そういうのってわかってくるもので。
さながら1曲目の密やかなアコースティック・ナンバーは旅立ちですね。
旅の前は覚悟を決める静かな時間を過ごすと思うんですよ。そういう夜をすごく表せてると思ったのと、わたしの声の変化が一番出ているので、これはもう1曲目しかないなと。
元ちとせ
そしてアッパーな「音色七色」で第一歩を踏み出し、「翡翠」で愛する者の幸運を祈る。
元ちとせ
「翡翠」は昨年一度録ったんですけど、歌い直したんです。…機内誌の特集で、翡翠にまつわる話が載ってたんですよ。上海かどこかの子供たちは生まれたときに母親から翡翠を授かって、それを頭のうえの赤い帽子のなかで大切にしながら成長していくんですって。それを読んで、命を産む女の人ってすごいなあ、この大きいものを感じさせるように歌わなきゃと思って。

なるほど。続く山崎まさよしさんの「オーロラの空から見つめている」も祈りの曲ですが、肌触りは「翡翠」と対照的です。歌も慎重に歌い綴る感じで。
山さんがよく「おまえは低い声もすごいよなあ」って言ってたんで、何を求められているのかはすぐにわかったんです。それに、ガーッと歌えないようにできてるんですよ。曲調も音も歌詞も。音が持ってる言葉、クールな音でしか表現できない言葉ってあるんですよね。内容的にも彷徨って間違った道に行きそうな人への思いは冷静に伝えなくちゃいけないし…。
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