女子十二楽坊 インタビュー
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琴
Q : 「女子十二楽坊」の魅力はどのようなところだと思いますか?
ジョウ・ジエンナン:女子十二楽坊というグループは、私たち12人をステージの上に連れ出してくれる存在だと思います。また、ファッション性のある音楽を演奏することで、若い人が受け入れやすいような音楽を作ったとも思っています。
Q : 「揚琴」という楽器についてと、その魅力を教えてください。
ヤン・ソンメイ:ソロ演奏に適したものが多い中国の民族楽器の中で、とても広い音域を持つ揚琴はハーモニーを作り出すことができる楽器です。
マー・ジンジン:ソロに適した他の楽器たちをひとつにまとめることができるので、揚琴は演奏楽団の中で指揮者の役割も果たすんですよ。中国各地にある地方音楽の中でも特に広東省の音楽に適しています。なぜなら、西アジアや中近東で生まれた揚琴は広東省を渡って中国に入ってきたからです。
ヤン・ソンメイ:もともとは「洋琴」という漢字を使っていたのですが、中国人が手を加えてさらに広い音域にしたので「揚琴」に変えました。また、技術的にも向上させたと思います。ひとつの楽器を発展させるためには演奏家が楽器に新しいイメージを与えることと同じように、私たち女子十二楽坊が揚琴に与えた影響も大きいはずです。
Q : 中国の伝統楽器とドラムやギターといった楽器とのコラボレートが新鮮な印象のアルバムですが、このアルバムについてご自身たちの感想を教えてください。
ジョウ・ジエンナン:打楽器やベース、ギターといったリズムサイドの楽器とのコラボレーションは今までなかったので、新風を起こしたという感じです。
ヤン・ソンメイ:『世界に一つだけの花』は揚琴特有の明るい音色ではなく神秘的な音色を出すという、新しい技法で演奏したものになると思います。
ジョウ・ジエンナン:女子十二楽坊は中国の伝統音楽の域から脱し、中国や日本の音楽、ジャズ、ブルースも演奏できるようになっています。日本では発売されていない私たちのアルバムには、ボサノバや西洋の古典音楽も入っているんですよ。
Q : 女子十二楽坊として今後挑戦したいと思っていることはありますか?
ジョウ・ジエンナン:できれば自分たちで演奏し、歌っていきたいです。実はアルバム収録曲の『阿拉木汗』は、歌詞はないんですけど私たちがハモっている声が入っています。
photograph/Junichi Tanaka
interview&text/Kumiko Katagai
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