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KREVA
Excite:そのサウンド面では、「性コンティニュー」「GOOD MUSIC」、そしてこの「パンク寸前のFUNK」と、ここまでリリースされた3枚のシングル曲はいずれも、先ほども話が出ましたが、KREVA さんとDJ TATSUTAさんのユニットである、顔PASSブラザーズがプロデュースを担当されてますよね。TATSUTAさんとはどういうキッカケで組むことになったんでしょうか。それと、以前はKREVA さん1人でプロデュースする場合が多かったと思うのですが、共同作業になって、曲作りの部分もふくめて、これまでとはどう違いますか。

KREVA:DJ TATSUTAとは『DYNAMITE』というイベントを一緒にやってるんですけど、その打ち上げの時に「組んでやったら、すげぇ面白いことができると思うんだよ」って熱く語られて。ま、俺も酔っぱらってたから、「わぁー、そうか!!」って。で、家に帰って次の日起きて、すこし考えてから「昨日の話は、とてもいいと思います」ってメールしたら、「何が?」って返事が来て(笑)。
「おめえ、この酔っぱらい」って思ったんだけど、そんな感じで始まりました(笑)。
でも、実際に2人でやってみるといいんですよ。たとえば、1人でどっかに旅行しようと決めたら、自分で計画たてて行って、帰ってきますよね。でも、2人で行ったおかげで、相手が知ってるところを通って、違う旅行になったけど、結果としてはうまく着いたという感じかな。思ってたところと違うところに着いたけど、その着地がうれしい着地というか。
1人で作る時って、ある程度こういう曲を作りたいというイメージがあって、ストレートにそこに近付こうとするもんじゃないですか。ところが、顔PASSだと道を2人で選んでいくっていう感覚だから、すごくいいものができてると思います。それで、今度、また1人にもどっても、得たものがうまくフィードバックされてるし。

Excite:そういうバックトラック作りの成果もあって、なにより、ラップというかリリック(歌詞)が、よりハッキリ聴き手に伝わるようになったと思うのですが。それに、リリック自体も以前のKICKの曲にくらべると、よりシンプルだけど、深い内容になってきてますよね。

KREVA:それは間違いないです。シンプルになったぶん、トラックだけ聴くとすき間があるんですよ。でも、それを何が埋めてるかっていったら、やっぱラップなんですね。でも、それだけで足りてると思うから、やっぱ歌ってることが入ってくるんじゃないでしょうか。音も後ろになにかあるんじゃなくて、ビートとラップのみ。すごくヒップホップの基本にもどしてる感じはしますね。
中身も俺的には、すごく素にちかい感じにしたくて。自分の友達の名前も出てくるくらいの本当のことを歌ってるのが、ヒットチャートの上位に入っていくようなね。何を歌ってんだかわかんねえけど、なんかこいつ、いいこと歌ってるなみたいな人っているじゃないですか。そういうのって、すごくにじんで見えると思うから。だから、いつもナマな言葉は入れていきたいと思ってます。とかいって、自分らが世の歌にたいして、そんなに文句があるわけじゃないんですけど。

KREVA
Excite:しかし、これからの予定としては、11月12日と12月10日にもシングルが出て、さらに11月19日には新曲入りのベストアルバム、そして、2004年の元旦にはメジャー3枚目のニューアルバム。まだまだ、大忙し、怒涛のリリースラッシュが続きますが。

KREVA:正確に言うと、毎月リリースするというのは、そんなに苦じゃないです。ただ、今回は俺らだけで、モー娘。とハロー・プロジェクトくらい出てますからね(笑)。
KICK THE CAN CREW
もともとは、新曲を出そうとしたら、けっこう曲がそろって。そしたら、レコード会社の人が「毎月、どう?」って。で、「う〜ん、出来なくはないけど、やりたかねえなあ。でも、面白いかも」みたいな話をしていたら、決まってました(笑)。
俺らにハッキリ「NO」って言えるパワーがあれば、どうなってたか。でも、「毎月出せるんだ、ヤッタ!!」みたいな気持ちもあったし(笑)。
なんなんですかね、曲作るのは本当に好きなんですよ。しかも、今はやり方をすごくつかんでるんで。
この「パンク寸前のFUNK」を作ったあとだけでも、20曲くらいは出来ましたからね。ただ、「また、こういうペースで出すんですか」って質問にたいしては、「拒否します」って答えてますけど(笑)。
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