Hitomi Shimatani/島谷ひとみ INTERVIEW VIDEO MESSAGE
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INTERVIEW-1 島谷ひとみ
島谷ひとみ
Excite:ベスト・アルバムは島谷さんにとって初めてなんですよね。まずは、どうしてこのタイミングでリリースすることになったのかを教えてもらえますか?

島谷:ん〜、なんか自然と…。デビューして4年、その間にいろんな経験 をさせてもらって。特に今年はライブツアーが実現したり、歌以外にもドラマをやらせてもらったり、自分がずーっと目標としていた“やりたかったこと”を達成できたので、ひとつの節目っていうのかな。楽曲もたくさん貯まってきましたしね。いろんな意味でタイミングが来たのかなということで出させてもらうことになったんですよ。

Excite:収録曲に関しては、すべて島谷さんがセレクトしたということなんですけれども。

島谷:はい、そうです。いままでのシングルはリリース順に入れましたが、「好きな曲を入れていいよ」と言われた残りの4曲については悩みましたね。自分としてはどの曲が入ってもいいくらい、どの曲にも思い入れがあるし、自分で決めたりするのが苦手なタイプなので結構苦労しました(苦笑)。その4曲に関しては、なかなか表立って聴いてもらえないもの…例えばカップリング曲やアルバム曲の中から選んだんです。
あと、クリスマスにリリースするということで“この時期にリリースしたベスト・アルバム”ってことを忘れないためにも、冬をテーマにした私の好きな曲『Poinsettia』を入れました。

Excite:初期の楽曲『解放区』は“2002オリジナル・ヴァージョン”とか、他の楽曲に関しても別ヴァージョンが出ていたりしますよね? でも、ここに収められたのは基本的にオリジナルのものなんですか?

島谷:歌い直しもせず、シングルで出したときそのままの初々しいものが…。いま聴くとホント恥ずかしいなぁって思うくらい(笑)。当時の曲には「うまく歌おう」っていう一生懸命感や緊張感がすっごい出てるんですよ。もうそればっかり。痛々しいくらい緊張しちゃってて。なんだか恥ずかしいけど、そのときの自分の歌い方や感情って「いま同じように歌え」って言われてもできないし、自分の中ではそのときすごい一生懸命だったから、それはそれで残したいと思ってそのまま入れさせてもらったんです。リリース順だから流れがわかるかな、と。自分で聴いてても、手にとるように単純な私が歌にもよく出てるなって思いますね(笑)。結構わかりやすいタイプなんです。

Excite:それにしても、シングル曲を聴いてるだけでバラエティ豊かな楽曲が多いことがわかりますね。

島谷:そうですね〜。“なにが一番私に合っているかがわからない状態”からのスタートだったので…私自身も、スタッフも。路線が決まっていなかったし、決めていなかったので、「こういうのも」「じゃぁこっちも」「これも意外だね」っていう発見から、気付いたら歌うことでいろんな国に行ってた。自分が生まれる前の楽曲のカバー、ジャネット・ジャクソンのカバー、そしたら今度はドラえもんのエンディングで夢を与えるような立場に立っていたり…。なんか、ホントに“流れ”でいろんなところに行けたかなって思ってます。
例えば『パピヨン〜papillon〜』はジャネット(・ジャクソン)がリリースしたばかりのときに「コレを島谷が歌ったらどうなるかな」というところから始まったんですけど…。タイトルを見たら『パピヨン』。「ふざけんな(怒)」みたいなタイトルで(笑)、歌詞も〈あなたはアジアのパピヨン〉とか言い出しちゃって。私がすごいプレッシャーを感じている中、洋楽の楽曲のカバーなのにすごいアジアっぽいって言われたんですね。でも、これをきっかけにその後の曲ではアレンジャーさんがそれぞれいろんな世界観や民族色の強い楽曲が多くなっていって…。何も言ってないんですけどね。それがいつの間にか自分の振り幅になったり、私のカラーになっていたりするので、周りの人が私をイメージしたものがいろんな形を作ってくれた気がしますね。まぁそれが結局、みんなが私を調理してくれたっていう意味を込めた『Delicious!』というタイトルにつながったりするんですけど。

Excite:収録曲の中で自分のターニングポイントになったと思う曲って、どれになりますか?

島谷:やっぱり『亜麻色(の髪の乙女)』ですね。この曲で私のことを知ってくれた人が多いと思うんですよ。“私=『亜麻色〜』”のイメージが未だにすごいあると思ってるし、私が変わったというより周りが変わったという意識がすごく強いです。これを歌ってる頃から街を歩いていても「亜麻色の子じゃない?」とか「島谷ひとみじゃない?」とか、ときには「亜麻谷さん」とか言われたり(笑)。私自身の生活は変わらないけど、なにかが変わってきたことに気付き始めた頃ですね。でも、こんなに長く聴いてもらえるとは思ってもいなかったし、そもそもCMで歌っている頃にはリリースするとも思っていなかったんです。私なんか、生まれる前の曲なので知らなかったんですよ。それがいまとなっては私の中ですごい大きな存在になり、ビックリですね。

Excite:すでにオリジナルで歌ってる人がいて、そのイメージを持っている人もたくさんいるという曲をカバーするのは、プレッシャーも相当なものだと思うんですけど…。

島谷:ありますね〜。竹内まりやさんの『元気を出して』は特にそうでした。聴く人にとってはオリジナルがリリースされた当時の情景や自分の心境と、そのとき歌っているアーティストと、その両方が思い出に残っていると思うんですね。そういう人が私が歌ったものを聴いたときには「違う」って思うだろうなとか、人生においての経験値の違いをいろいろ考えたんです。だけど、経験値の低いいまの自分がその中で精一杯気持ちを込めて歌えば、それが伝わる人もいるかなって。私たちの世代やもっと下の世代だったりすると思うんですけど、自分がいま伝えられる人たちに、自分なりの気持ちを伝えられたらいいなって。結果的には毎回プレッシャーに負けて(笑)。でも考え方を変えて、もうオリジナル曲だと思って歌えばいいやと思って歌ってるんです。最初の頃はカバー曲はもういいって思っていたんですけど、途中からカバー曲をまたやってほしいと思ってくれること自体がうれしいと思ったので、いまは最初の頃のような気持ちはなくなりました。

Excite:精神的にも鍛えられた?

島谷:そうですね。求められるってことは、どんなことでもうれしいんで。

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