10-FEET
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インタビュー 〔2〕 TAKUMA
Excite:現在、そのアルバムを引っ提げたツアー(3月20日〜6月20日)真っ最中ですね。ツアー・スケジュールをみると、1週間に5日ぐらいはライヴをやっていて、びっくりしました。

TAKUMA:こんな感じのスケジュールは昔から。今回、54本の全国ツアーで全都道府県を周ってます。(ツアー期間の)長さに関しては、今回が一番長いけど、スケジュールに関しては、前々回ぐらいのシングル「RIVER」の時のツアーの方が5連チャンとか平気であって、きつかったですね。でも、今回は2連チャンやったら、休み兼移動になってます。たくさんの場所をより多く周るというのは、1stシングルを出した時から常に思っていたことなんですよ。

Excite:そんな中、ニュー・シングル「HEY!」が完成したんですね。いつ制作してたんですか?
TAKUMA

TAKUMA:アルバム『REALIFE』のキャンペーン中に制作したんで、時間があまりなかった。そんな中、実家(京都)におって、ゆっくりしてる期間もあったんですけど、そういう時に限って、曲ってできないんですよ。で、あせって作ろうとした訳なんだけど、曲って作ろうとしてできるもんじゃない。ボケ〜っとしてる時とか、風呂とかに入ってる時とか、休みに川辺を歩いていたりする時とかに出てくるもんなんで。結局、今回は素直にこの間、出したアルバム『REALIFE』の1から12まであるものを1曲にまとめたらどうなるんだろうって考えました。そして、今の僕らの集大成的な曲を表現することができました。
あと、カップリング曲「SEE YOU」では今までになかったスローペースの曲をやってみたりしました。今回のシングルは2曲しか入ってなくて、10-FEETの音源の中で一番曲が少ないけど、4曲入りであっても、アルバムのように12曲入りであっても、常にこれまでの10-FEETと新しいものを半々で入れるようにしてます。


Excite:ところで、「HEY!」は歌詞の中でTHEY!Uというフレーズが出てこないですよね。タイトルに込めた意味というのは?

TAKUMA:このTHEY!Uは、TおいおいおいUってことなんですけど、そのTおいおいおいUの中とか後とかに言える言葉って、無限大にあると思うんです。ここでは、時間が経てば経つほど、くだらない大人になっていく気がするって考え込んでしまっている自分に対するTHEY!Uであったりする。Tおいおいおい、大丈夫か?Uという意味もあれば、Tおいおいおい、ちょっと待ってくれよUというのもあって・・・。何かねぇ、くだらない大人を一言で言っちゃうと、計算高くなったり、人をなかなか信用しなくなったり、コイツは損得勘定でモノを考えてるんとちゃうやろかと構えてしまったりして・・・。そういう大人にならないようにしたいなって。騙されてもいいから全体で触れていこうという思いが詰まってます。そういう気持ちになれずに病んじゃってる時の自分に対するTHEY!Uなんですよ。Tおいおいおい、大丈夫か?UTおいおいおい大丈夫やぞUみたいな。だから、みんなにも自分なりのTHEY!Uを見つけて欲しい。で、書いてる歌詞のメッセージも自分なりにとって欲しいですね。僕は打算的な大人になるのがくだらない人間と言ってるけど、人に優しくできない人間はくだらないと思ってもいいし、後先考えない人間がくだらないととってくれてもいいし・・・。(この歌詞の中で)聴いて見てくれる人が主役になるのが、一番伝わると思います。


Excite:サウンドは勢いがあるけど、切なさを感じさせる部分もあって聴き応えがありました。また、キャッチ―な展開の中、一筋縄ではいかないメロディ・ラインも・・・。

TAKUMA:伝えたいことはストレートだったりするんですけど、それとは別で音楽的な所は、かっこいいってのが大前提にあって。まぁ、程よく凝ってるかな。だけど、ひたすら分かりにくくて凝った玄人好みという訳じゃなく、純粋に次どう来るか分からない、予想のつかないアレンジっていうのは、結構、10-FEETっぽいものの1つになってきていると思います。

TAKUMA
Excite:では、カップリング曲「SEE YOU」についても聞かせて下さい。

TAKUMA:今までで一番テンポの遅い曲になりました。

Excite:キーボードでDr.KyOnさんが参加してますね。今回が初ですか?

TAKUMA:はい。一緒にやって、Dr.KyOnさんのプレイにシビレましたねぇ。

Excite:この曲で心掛けたことというのは?

TAKUMA:ある意味、グルーヴ感、ノリ、ビート感というものに関しては、今まで10-FEETで一番多くやってきたことっていうのが、あんまり経験値として役に立たなかったと思う。だから、自分らの中で一番経験の少ないビート感とドラムに対する合わせ方だったり・・・。そのドラムとベースが鳴ってる中でギターは走りぎみなのか、後ろぎみなのか、ジャストなのか、曲の中でもAメロ、Bメロ、サビ、この時、一体どこにいたらいいのかっていう位置付けも感覚で理解するのに時間がかかりました。でも、新しいことを手探りでもやってるってことが、ギター/ボーカルとして楽しかった。

Excite:ちなみにこちらの歌詞ではどのようなことが綴られているんですか?

TAKUMA:こっちはどっちかっていうと、人の生き死にのことについて歌ってます。若いうちに身内とか友達とか恋人とかが亡くなっちゃったりしちゃうと、その現実に対して自分はどういう心構えでいたらいいのかとか、今後、その亡くなった人に対してどういう思いを持って生きていけばいいのかとか、生きてはる時になんであれをしてあげられなかったのかとか、いろいろ考えると思うんです。その悔い的な部分をすごく若いがゆえに理解できないから重く感じ過ぎちゃったり、そこに責任を感じて自分が幸せになることを忘れてしまったりっていうのは、結構、多い気が僕はしていて・・・。僕も高校時代に友達を亡くしたり、身内も何人か亡くなってるし。そういうことに対する捉え方っていうのが、今でこそ、いろんな考え方をして、きちっと自分の中で気持ちを整理して、イヤでも来る明日に向かって準備をできますけど。若い頃って、それをどうしていいか分からない人ってめっちゃ多いと思うんです。

Excite:確かにそうですね。

TAKUMA:とにかく自分を責めて責めて責めまくって、自分が幸せになることをせず、うずくまって考え込んでる子をやっぱり、たまに見るから。軽率な意味で無関心になるっていうことではなく、忘れることも供養のひとつと言っているお坊さんも多くて。忘れることによってアナタも幸せにならないといけない、アナタが幸せになることは亡くならはった人も喜ぶことなど、いろんな深い意味があると思う。僕も全然、普通の人で悟りを開いてる訳でもなければ、全部理解してる訳でもないですけど・・・。若い子って、そういうたぐいのことで、一回考え込んじゃうと自分の周りの身近な人間がT大丈夫やからUって言っても、結構、その言葉が心まで届かんようになってきたりすると思う。そういう時に若い人から見て、ステージの上で音楽をやってる、バンドをやってる、10-FEETが好きな人にとってかっこいい人たちが言うてる言葉やったら、素直に聴けるんじゃないかなって。たまにライヴで一言、二言かっこいいことを言ったら、お客さんが感動して後からTいいこと言ってましたねUって言ってきたりもして・・・。でも、実は君らのお父ちゃんやお母ちゃんの方が俺の言ってることよりも、すごいことを何十回も何百回も言ってくれてるねんでっていう所に気付いてもらえるきっかけになればいいと思ってます。その中の気付いて欲しいもののひとつ、人の生き死に対して自分の精神的姿勢での対処の仕方が、経験知識がない子らにとって、病みすぎないようなメッセージにこの曲がなればいいなってのがありましたね。

Excite:それぞれ違ったメッセージを持った2タイプの楽曲が今回のシングルには入っているんですね。その新曲発表後、6月27日、日比谷野外音楽堂でスペシャル・ライヴも控えていますが、どんなステージになりそうですか?

TAKUMA:今、全国でやってるライヴはアルバム『REALIFE』のレコ発ツアーなんですけど、この野音のワンマンは何のリリース・ライヴという訳でもないので、より昔の曲をたくさんやろうと思ってます。あと、アルバム『REALFIFE』の楽曲も全部できればと考えてますよ。う〜ん、飽きるぐらい10-FEETを感じられるようなライヴにしたい。今まで何回かワンマンをやってるけど、これまでよりも強烈なステージを期待していて下さい!あと、ツアーを周りながら、全会場で呼びかけてるんで、全都道府県の方言が飛び交うライヴになるんじゃないかな。
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