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そういう思いもあって、あくまでも自然な形でソロ活動にいたったという流れなんでしょうか。 |
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| 清春: |
いや、不自然な流れですよ(笑)。だから結構、“あえて”って感じはありますね。あえて、どうだろう、黒夢
がメジャーデビュー5年で解散して、たまたまsadsも5年目になるんで、一応ソロでやってみようかっていう(笑)。なんか、5年周期っていう、ファンのみなさん的にはちょっと不自然かもしれないけど、結果的には自然な流れというか、そういう部分はあったかもしれないですね。 |
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で、そのアルバム『poetry』全体を聴かせていただいて強く感じたのが、何よりこれは大人しか書けない大人のためのロックだなと。特に歌詞の部分とか。メジャーデビューされて10年、そしてご自身も30代中盤になられたこれまでのプロセスが非常に良い形で、しかもすごくシンプルに結実されている作品じゃないかという印象なんですが。 |
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| 清春: |
あっ、それはうれしい。最終的に目指す購入層は30代ですからね(笑)。やっぱりソロアルバムを作ってみて気づいたのは、自分が何回もリピートしてしまうような、ツボに入るメロディーとか曲調、ちょっとせつないマイナーな響きとかね。そういうものが単純に好きなんだってことでしたよね。だから僕も今、35歳ですけど、出来ればまあ、歌謡曲世代というかね、年齢の近い人にもこのアルバムを聴いてほしいと思うんでね。 |
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そのあたりは実際に曲作りやレコーディング作業を進めるうえでも強く意識されましたか。 |
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| 清春: |
もうソロだから、自分の趣味に忠実にというのはまず考えましたよね。今までバンドでもそういうところはありましたけど、より、それを強めるというのかな。だから、この『poetry』というアルバムでは、ひずんだギターとか、速いリズムとかっていう、いわゆるロックを象徴するものっていうのは、完全に排除しようって。それに自分の声やメロディーに何がマッチするかを探して、ロック用といわれる楽器以外でも使えるものはこだわらずに入れようとかね。そういうことはやってみました。 |
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それと『poetry』というタイトルなんですが。たしかにアルバム全編に耳を通すと、歌詞が非常に練られていて、大きな聴きどころになっていると思いましたが、そういう部分もあってのネーミングなんでしょうか。 |
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| 清春: |
そう、この作品で一番苦労してる部分は歌詞というか、詩だったりはするんでね。僕、バンドの時はそんなに歌詞について悩まなかったんですよ。まあ、作詞はわりと自信あるし。でもソロの作業に入ってみて、一番違いが出るとしたら、メロディーの感じとかは変わらないだろうけど、歌詞は注目して見られやすいですよね。どうしてもバンドだと詩とかよりも、どんな音楽に影響を受けたかみたいなことのほうが話題になったりするし。だから、バンドの時より、ちょっと悩んで書いてみたっていう感じがいいかなって。音楽がついてなくても読める詩にしたいというのもありましたし。 |
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さらに注目を集めそうなのが、参加メンバー。すごいメンバーですよね。ギターが土屋公平さん(元THE
STREET SLIDERS)、MORRIEさん、kenさん(L’Arc〜en〜Ciel
/ S.O.A.P)、佐藤タイジさん(シアターブルック)、さらに森重樹一さん(ZIGGY)がバックボーカルで
、元LUNA
SEAのSUGIZOさんがヴァイオリンという感じで。
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| 清春: |
公平さんとMORRIEさん、森重さんはずっと憧れていた人なので、思い入れがあって自分のソロにはぜひって思って。Kenちゃんはインディーズの頃一緒にライブをやっていて。でも、デビューした後は事務所やレコード会社が違うからなかなか会わなくなるじゃないですか。SUGIZO君もそんな感じだったんですけど、それが、まあ、去年くらいからお互い大人になったからかもしれないけど、すごくフラットに話せるようになって。「ソロを出すんだけど、弾いてくんないかな」っていうことで。特にKenちゃんはラルクはもちろんだけど、SONS
OF ALL PUSSYSっていう彼がやってるバンドがすごく良くて。だから、参加して欲しいなと。 |
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| Excite: |
今も思い入れって言われましたけど、何より、80年代に独自の世界観で活躍し、現在も高い評価を受けているバンド、DEAD
ENDのボーカリストであったMORRIEさんがギターで参加されているというのも清春さんの強い思い入れというか、こだわりを感じましたが。 |
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| 清春: |
MORRIEさんは今、NYに住んでるんですけど、電話番号を聞いて、自分で電話してお願いしました。カリスマというかね、僕が今まで生きてきた中で特に憧れてきた人なんですよ。まあ、ギターという形でですけど、ぜひって思ったので。 |
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| Excite: |
そういう、こだわりを持った人選もふくめて、これまでとは違うレコーディング環境だったと思いますが、そのへんはいかがでしたか。 |
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| 清春: |
実際にやってみて思ったのは、バンドって4人とか5人でやるから、孤独にならないってよく言われがちじゃないですか。でも意外とソロの方が参加する人が多いから、今回も10人以上かな、そういった意味では現場は明るかったし、騒がしかった。バンドの方が煮詰まったりすると、ずっと同じ人間だから会話がなくなるんですよね。それにお願いした人たちは理想のミュージシャンが多かったから、想像をはるかに超えたレベルの高さで演奏してくれるんでレコーディングも早いしね。その分、歌入れが結構引っぱっちゃったんですけど(笑)。 |
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