すると、昔の分かりにくい古語に対して、現代の言葉が入っている方が受け入れやすいから、ぜひ、どうぞじゃんじゃん使って下さいって言われました。特に祈りに近い気持ちの時って、現代語にはそういう繊細な言葉がないじゃない?昔の日本語って、熟語で風景の全形が見える。今回、カップリングはバラードだから、詞を長くしたくなくて、言葉をコンパクトにしていく時に、昔の言葉は本当に役に立ちました。
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Excite:じゃあ、「赤い花」はどのようにして生まれたんですか?
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大黒:あのね、五輪が終っちゃうと、もう1回、彼女たちはまるで嘘みたいにいつものバイト生活に戻るんですよ。そんなことを考えると、行く時は全国的に盛り上がって良いんだけど、帰り道はすごく切ないはずだなって。そういった時の、彼女たちの心を心配する気持ち、お母さんたちや監督さんたちの気持ちにいつしかなってきたんです。人は罪なく光の輝かしい方へと誰もがついてくるけれど、それも罪なく自分の暮らしに戻ってゆく、消えてっちゃうその寂しさや空虚感に傷ついても、自分のことを本当に思っている人の所に真っ直ぐ帰ってね、そこには愛があるからねって曲ができちゃいました。ホントはカップリングに別の曲を用意してたんだけど、ここまで来たら、送り出す曲「ASAHI〜」と、帰ってきてだっこしてあげる曲「赤い花」と両方パックで差し上げたいって。で、「赤い花」を五輪のアウトテーマソングによくあるストリングスを入れた壮大なバラードにするって案もあったけど、なんとなく、ぎゅ〜っとしてあげるのは私、1人の方がいいんじゃないかと思って。単なる製品じゃなくてプレゼントとして考えて、ピアノの演奏も全部、1人でやりました。だから、愛情いっぱいの楽曲ですよ。
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Excite:正に今回のシングルは五輪への行き帰りソングにもなっているということですね。
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大黒:はい。どちらもいろいろ考えて、本当に力作となったから、もうヘトヘト。なんか、選手に対して火打ち石でいってらっしゃいって言う、お母さん的な気持ちなんだよね(笑)。今は日本チームがゴールを決めると、今回のシングル曲がスタジアムで流れるので、ず〜っとTASAHI〜UTASAHI〜Uって鳴り響くことを祈ってます!
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