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藤巻:完成するまで何段階か踏んでいて、山梨から東京に来るぐらいにできた曲なんです。だから、1年前ぐらいの曲で上京したての気持ちがめちゃめちゃ込められてる。最初に作った時は、割とゆったり聴かせる感じだったんですよ。そんな中、ちょっとポリスっぽくしてみようっていうキーワードで、ゴリゴリと4つ打ちにしたりして、そこから8ビートに変身していきました。 |
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前田:この曲ができた当時はバラードに近かったよね。 |
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えっ、今の音からバラードは想像つかないよ。 |
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藤巻:そうっすよね。なんか不思議な出会いでこうなりました(笑)。 |
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この曲では「モラトリアム」に続いて、暴れてそうだけど。 |
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神宮司:さすがにこの曲はテンポが速いし、フィルインとか入れるのも高速になってしまうんで、極力ゴチャゴチャしたことはやらないようにしようと思いました。まぁ、テンポが速い分、アグレッシブに感じられるかな。そんなにたくさん、いろいろなことはやってないですよ。ただ、意識したのはポリスっぽいということ。スチュアート・コプランド(※ポリスのドラマー)だったら、どういう感じでやるかなって考えながら、僕らなりにアレンジしました。ちょっとクセもあるんですけど、そういう所も面白く聴けると思います。 |
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前田:ベースもそんなに暴れてませんよ、8ビートで左手がちょっと動いているだけで。テンポが速いから、ライヴでは駆け回る余裕がないかも。とにかく、「モラトリアム」も「春景色」も修行が必要な2曲ですね(笑)。 |
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藤巻:それは僕も今、改めて思うよ(笑)。最近、リハの一番、最初にやったんだけど、早ぇ〜って思った。なんでこんなに速いんだろうって(笑)。 |
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前田:レコーディングしておきながら、こんなに速くして、ちょっと後悔もあるぐらい(笑)。 |
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藤巻:まぁ、速いんですけど、メロとかは速い感じがしないんですよね。ゆったりしていて、ちゃんと歌詞が聴けるから。そこが不思議な曲だなって思う。今回、レコーディングをして、こんなに変わるんだって自分たちでも驚きましたよ。 |
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詞の方は、これまでのレミオロメンの言葉を大切にしている部分が色濃く出てるような気がしました。 |
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藤巻:ちょうど上京したぐらいの歌詞だから、山梨時代の感じも残してる。季節感とかもこの曲とかは、まだあるのかな(笑)。まぁ、タイトルが「春景色」と言ってるぐらいですから、あるんですけどね。ちなみにこっちは全然、書き替えてません。やっぱり、その時にできた、その時の気持ちがすげぇ大事だなと思って。3曲目の「僕らは」って曲になると、もっともっと昔のインディーズ時代の曲を引っ張り出してきましたよ。過去にあったものを今の自分たちならどうするんだっていう面白さが、今回のレコーディングにはありました。 |
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後半の楽曲へ行けば行くほど、古い楽曲に出会えるってことなんだね。その3曲目の「僕らは」って曲は幻想的な空気を放ってますね。 |
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藤巻:肉体感でバ〜ンとやっていくことも好きなんだけど、実はコンピューターなどで編集しながら録音していくってこともすごく好きで。この曲なんかはループをいっぱい使ったり、螺旋を描きながらいきなり盛り上がっていく感じになっています。こういった試みは初めてだったので、即シングル採用になりました。で、この曲はほとんど3コードで進んでいくんですよ。演奏が盛り上がっても、曲はず〜と続いていて。そんな中、セレクターで流れを整理していくと、どんどん表情が変わってきて、面白い音になりました。歌詞では“僕らは○○”ってず〜っと言ってるだけなんだけど、違って聴こえてきて。ファルセットになる部分があるんですけど、あそこだけは後で付け加えました。そこは気持ち良かったですね。それこそ宇宙にいくような気分でしたよ(笑)。 |
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