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オフィシャルサイト アーティストデータ 前回のインタビュー(2004.11.19)
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HITOMI YAIDA
INTERVIEW1 矢井田 瞳
矢井田 瞳 矢井田 瞳
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矢井田 瞳 excite “Excite”と“矢井田瞳”といえば、やはりアコースティックツアー「オトノシズク」のことに触れないわけにはいきませんね。改めてあのツアーを振り返ってみて、いかがですか?
YAIKO とにかく素晴らしいツアーだったと思うし、それをこうやって言い切れるのが気持ちいいというか。10年後20年後、音楽人生を振り返った時に「あのツアーから何か変わったな」と10年後20年後の自分が言うような感覚。それぐらい、すっごく良いツアーやったと思う。
excite それは、これまでのどのツアーと比べても?
YAIKO ヤイコ:うん、そうですね。最新のツアーやったっていうのもあるかもしれないけど…。でも、ああいうセッションの要素も多めに入っているようなツアーってしたことなかったから、ほんまにその日その日で長さも違ったり、フレーズも変わってきたり。楽器も歌もすごい充実してたんですよね。
excite そのツアーでも披露した曲も収録されたニューアルバム『Here today-gone tomorrow』が、ついに完成しましたね。約2年ぶりということでファンはもちろんヤイコさん自身も楽しみにしていた瞬間だと思うんですが、完成したことについて率直な感想を教えてください。
YAIKO やっぱり、2年間ずーっと、何をしてても頭ではニューアルバムのことに関して考えてたことやから。なので、2年間継続して想い続けていたことが完成したっていうのは感無量ですね。なんか、1年10か月間で曲書きをして、最後の2か月でレコーディングしたとかそういうやり方じゃなくて、曲ができたらスタジオ入ってとかツアーの合間にレコーディングしてとか、2年の間にずっとポツポツしてた感じで。ほんまに続いてたし、自然に2年間かかったみたいな感じなんですよ。
excite この『Here today-gone tomorrow』というタイトルが公表された時、私なりになんかすごくヤイコさんらしいなって思ったんですけど、このタイトルにはどんな意味を込めて? いろいろと悩んだりしたとも思うんですけど。
YAIKO 悩みましたね。これまでのアルバムでは造語だったりアナグラムだったり言葉遊びとかやってきたのでそういう方向でもまず考えてみたんですけど、今回のアルバムはこれまでと違うところが大きくて、言葉遊びではまとまりきらないところがあって。これまでと一番違う点は、やっぱりいろんなとこに冒険したっていう部分。それが大きいからその全部の曲をちゃんと包み込めるような、シンプルで好きな言葉みたいなのがいいなと思ったんです。飽きのこないというか。『Here today-gone tomorrow』っていろんな意味に取れるじゃないですか。直訳すると<今日はここにあって、明日にはもうない>っていう意味だけど、潔く感じたり、いつかはネガティブに感じる日も来るかもしれないし。その日の状態によっていろんな受け止め方ができる、そういう言葉やなと思います。
excite アルバム『Air/Cook/Sky』のインタビューではアルバムについて「素の自分に近い」と表現していて、今作はツアー中のMCでも「本能的に作ってます」と言う場面が多かったですよね。「素」と「本能」の違いというか、ヤイコさんの感覚や気持ちの上で前作とは全然違うっていうのはどこになりますか?
YAIKO う〜ん…タフになった、かもしれないですね。前作の制作の途中くらいからはもう今の気持ちと一緒だったんですけど。タフになれたっていうのはきっと、身近にいる人たちと家族みたいな信頼できる関係を築けてきたからこそだと思うんですけどね。だからこそ曲を書いた後に“かわいい子には旅をさせろ”みたいな感じで1回突き放して、この曲にとって何が一番いいのかを考えて、その曲が新しい人との出会いを求めていたら、ちゃんと出会って実現させるというか。新しい人たちとの出会いやレコーディングを実現させるのって、結構身体削るんです。でもタフになったからこそ、できたのかなぁって。
excite 2年間の中で録りだめて、1枚のアルバムを作るのって、統一感がなくなってしまう可能性もあったかと思うんです。けど、そういうのがこのアルバムにはないというか。すごくピシッとしてますよね。
YAIKO そうですね。なんか、ひとつひとつのパートを別の日に録って重ねていくというやり方は、今回ほとんどしてなくて。とりあえずざっくりみたいな空気感を大事にするやり方を、どの人とやった時もしていたので、空気感とか楽器ひとつひとつの伸びというか一発の重みというか、そういうのが統一してくれてるんじゃないかと思いますね。
excite 1枚のアルバムとしてのコンセプトは特に決めずに? 矢井田 瞳
YAIKO (コンセプト)は、毎回ないですね。毎回“出たとこ勝負”みたいなところはあります。でもなんかその“出たとこ勝負”っていうのは適当とかそういうんじゃなくて、1回本気で裸でぶつからないと良い風にも悪い風にもならないぞというか。本気でぶつかってなかったら良い風に転がらなかった時にすごく後悔することになるから、今回はとりあえずすべてにおいて体当たり。曲に対しても人に対しても。
excite あぁ、本当に裸のというか…捨て身!? 捨て身じゃないか(笑)。
YAIKO あははっ。サムライみたい(笑)。いや、なんかね、年齢もあると思うけど「自分らしさって何やろう」とか「自分探し」とか、そういう時期は終わったような気がしてて。そうじゃないからこそ、他の人と関わっていくからこそ、お互いにまた向上し合えるし別の場所に行けるっていう、そういう素晴らしさに気付き始めたんでしょうね。
excite そういったエネルギーとエネルギーのぶつかり合いを大切にしていることは、先日のアコースティックライブでもひしひしと感じられました。ただ、それをし続けるのって楽しいことと同じくらい辛いこともあったと思うんですよね。今作のレコーディング中でもそうじゃありませんでした?
YAIKO いっぱいありすぎてわかんないけど、浮き沈みはたしかに激しかったですね。ガーッと曲を書いたその瞬間は「うわっ、あたし天才!」とか思うんだけど、次の日に聴いてみると自分の才能の限界を感じてものすごい落ち込んだりとか。そういうのは常にありました。でもそうやって落ち込んでいる時にも励ましてくれる人だったり叱ってくれるミュージシャンだったりが近くにいて、だからこそ自分で作ってしまう壁みたいなものも乗り越えられたと思うし。
excite 直接作品に関わっていない人も含めて、いろんな人のパワーが詰め込まれた1枚なんですね。
YAIKO そうですね。なんか、自分の頭の中にある音を再現するとか、頭の中を四角い紙にきれいに描くとか、そういうのはもういいやって思ってて。そうじゃない、例えて言えばせっかく私の頭にある絵を描いてるのに2mぐらい向こうからペンキをピシッとやられて、でもそのピシッとなったのが案外いいやんみたいな(笑)。そういう刺激とかサプライズとかを求めて新しいところへ行く方がきっと回り回って自分も大きくなれるやろうし、音楽にとってもいいやろうしって。
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