矢井田 瞳スペシャルインタビュー TOP インタビュー MY旬ランキング 応募受付終了致しました。
ありがとうございまいた。
オフィシャルサイト アーティストデータ 前回のインタビュー(2004.11.19)
インタビューダイジェスト ビデオコメント
HITOMI YAIDA
INTERVIEW2 矢井田 瞳
矢井田 瞳 矢井田 瞳
1 2 3
excite そう思える潔さって作品にとって大きいんじゃないですか? 自分の中のイメージだって当然あるでしょうし。 矢井田 瞳
YAIKO もちろん自分の中にあるイメージは伝えるんですよ。伝えるんだけど、主導権を誰かが握りすぎて、他の人からいろいろ出るアイディアを押さえつけるようなのはやっぱりなんか違うなと思っていて。もっとこう、音楽っていうものをひとつの傘として、その下で同じ目線で喋れないとダメだなみたいな。それはエンジニアさんも含めてなんですけど。
excite そういったディスカッションはどのレコーディングスタジオでも?
YAIKO そうですね。今回はスタジオに限らず、スタジオに入る前にもいろんな人の家に足を運んだなっていう感覚があって。なんか、ギター1本持って「こんなのを思い付いた」とか「こんな曲できた」とか、上がり込んで歌って帰ったりとか(笑)。そういった直接的にこのアルバムに音として入ってない気持ちみたいなものも、空気感となっていっぱい入ってると思いますね。
excite その代表例という意味でもうかがいたいのですが、5曲目の『月を見ていた』。これはアルバムの中で唯一の共作曲で。HEAT WAVEの山口洋さんと一緒に作曲されたとのことですが、どんな風に生まれたんですか?
YAIKO 洋さんとの出会いがまず、去年の夏かな。「僕らの音楽」っていう音楽番組で
excite あ、すごい近い距離で向き合って演奏したやつですね。
YAIKO ギター2本で2人で向き合ってね。めっちゃ恥ずかしいですもん。テレビ的にはこれぐらいの距離がいいって言われるんですけど、実際にはすっごい近いんですよ。2人で「恥ずかしいな〜」とか言いながらやって(笑)。で、そこで出会ってからというもの音楽の話だったり人生の話だったりいろいろしてたんです。それから洋さん家でブズーキ(アイリッシュ楽器)を教えてもらったり、いろいろなアイリッシュの音楽を聴かせてもらったりしていく中で、何か2人で残せたらいいなっていう話にはなってたんですね。で、ある日洋さんからギターの入ったオーディオファイルが送られてきて。それをパソコンで開いた時に、ふわぁ〜っと画面から景色が浮かぶというか。洋さんのギターを聴いて、うちはメロディとか歌を書かずにはいられなかったんです。触発されるものがすごいあって。それで自分の歌やコーラスを加えて送り返したら、洋さんも「すごくおもしろい、いいね!」っていう感じになり、「この曲ぜひレコーディングしよう!」ってなったんですよ。
矢井田 瞳 excite で、最終的にはHEAT WAVEのバンドでやりましょう、と?
YAIKO そうです、そうです。HEAT WAVEのみなさんと。具体的にはレコーディングに入る前に、レコーディングリハという形でリハスタに入ってグルーヴを作っていったというか。その時に変わった構成もあるし、ベースにリフがかっこいいからココに入れたいというのもあったし、逆に削ったところもあったし。そうそう、レコーディングリハに入ってから録ったんですよね。
excite この曲、アルバムの中でも若干毛色が違うって気もするんですよね。
YAIKO そうですよね。それは洋さんが最初にくれた景色に触発されて私の中に出てきた言葉が、やっぱりちょっと男らしいものだったからかな。それにメロディも言い放つというか、勢いで歌うみたいなメロディがちゃんと出てきたし。新しい刺激でしたね。
excite ひとり加わるだけでも世界感が変わるんですね。
YAIKO そうなんですよ。で、洋さんと2人でやりとりしていたものっていうのは、いい意味でレコーディングリハーサルにバンドのみんなと入った時にちゃんと壊されて。どんどんどんどん変わっていく様を楽しめました。
excite その曲が変わっていく様子を見られるのって、ミュージシャンたちだけじゃないですか。一番楽しい作業ですよね。より良い作品にするためにみんながそこに向かっていくわけだから。
YAIKO たしかにそうで、もちろんみんなもっと良くってずっと思ってるんですけど、そういう時って盲目になってる時も多くて。視野を広げなきゃいけないなって立ち止まったり、人に聞いたり、そういう作業が必要でもあるんですよ。それがやりがいにつながっていくというか、刻まれる思い出につながっていくんだと思います。
excite それから「NOT A PERIOD」では、アイルランドのKiLAというバンドと一緒にレコーディングされた曲で。聞くところによると通訳を入れずに臨んだそうですね? 矢井田 瞳
YAIKO はい。これまでロンドンでレコーディングとかしてきて、その時にはちゃんと通訳さんをお願いしてたんですね。通訳さんがいると細かいニュアンスとかも伝えてくれるし、それはそれで素晴らしいんです。けど、洋さんとこの音楽冒険に出ようと決めて通訳どうしようかとなった時に、洋さんの経験上、通訳さんといえど真ん中に人が入るっていうことはやっぱり湾曲して伝わったりするんだと。それやったら、同じちょっとした誤解やったら、自分たちが直接言って誤解がある方がいい。まぁ(誤解が)ないのが一番いいんですけど。でもちゃんと伝えようとする気持ちだったり、目を見て言うだったり、あるじゃないですか。その方がこの音楽には絶対いいっていう話になって通訳をつけなかったんです。
excite 実際通訳なしでやってみて、どうでしたか?
YAIKO やっぱり、大変です。大変ですけど、通訳の人がいるとやっぱりどこかで甘えの精神もあるんですよね。その甘えの精神が今回なかったんで。なのでもう、YESとNOですらきっと間違えてたと思いますけど。「〜, don't you?」とか「〜, isn't it?」とか言われるとYESと答えていいのかNOと答えていいのかって感じだけど(笑)。そういう時はやっぱり身振り手振り表情で答えるし、伝えたいことは頑張って伝えたし。その方がきちんと、それこそフラットな目線でひとつの音楽にみんながベストを尽くしてるっていう一体感がすごくあったし、よかったですね。
PREV PAGE TOP NEXT
1MB_WMP HIGH_WMP LOW_WMP 1MB_REAL HIGH_REAL LOW_REAL 1MB_WMP HIGH_WMP LOW_WMP 1MB_REAL HIGH_REAL LOW_REAL オフィシャルサイト