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安藤裕子インタビュー
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Excite: Excite:2ndアルバムがリリースされましたが、まずはタイトル『Merry Andrew』の意味を教えてください。
安藤: 私は絵を描くときに、自分のことを“Uchary Andrew”って表記をするんですけど、あるとき、“Andrew”に関することを調べてみたら、“Merry Andrew”という言葉をを見付けて。それには、“お調子者”とか“道化者”という意味合いがあるんです。自分のことを常々、「ピエロっぽい人間だなぁ」と思ったりしていたので、「まさに私のことじゃん!」って。三枚目でいた方が楽だったりするんですよ。だから、「自分にピッタリの言葉だな」って。アルバムを作り終えて、タイトルを付けるときに、今回のアルバムは、「装飾がない、素の私に近いな」と思ったんです。内容も、“2005年、安藤裕子さん”っていう感じの作品だったので、思い出しついでに『Merry Andrew』というタイトルにしました。
Excite: 『Merry Andrew』という言葉自体は、前から知ってたんですね。
安藤: そうなんです。
Excite: ブックレットには、笑ってる写真もいくつか使われてますが、その表情はタイトルに合わせたものなんですか?
安藤: あまり関係ないんですけど、ジャケットを作るときは、いつも絵コンテを描いて、「こんなふうに撮ります」っていう設定を作るんです・・・。でも実際に、決め撮りしても、思ったようなものじゃなかったりするので、自分が好きな写真を選んで使わせてもらってるんです。普段、私はあまり撮影でうまく笑えないんですけど、カメラマンさんとは、ずっと一緒にやってる仲良しな人なので、遊んで笑ってる写真も多かったし、せっかくなので使ってみようかなって。
Excite: よく知ってるカメラマンさんの撮影で、リラックスした雰囲気の中で生まれた笑顔だったんですね。
安藤: うん。
Excite: 前作『Middle Tempo Magic』のジャケットやブックレットとは、違うタイプになってますよね。
安藤: 前回は、どちらかと言うと、私がスタッフと一緒にモノ作りをしている風景を見せたかったんです。だから、その途中経過をアルバム・ジャケットの表紙にしたんだけど、今回は“作り込んだ作品”という雰囲気を表す感じのジャケットになってますね。前回は、ジャケットが素の私に近くて、曲に関しては、深い演出をしたものが多かったんですよ。でも今回は、アルバムの内容自体も素に近いということもあって、ジャケットなどのアート・ワークに、作品の作り手としての手を加えたので、絵と写真のコラージュというか、絵本みたいなものになってます。“ちびピエロ裕子の冒険”みたいな(笑)。
Excite: そういう面で、前作とは対照的な作品になっているんですね。
安藤: はい。
Excite: ジャケットは、コンセプチュアルなものになってますが、今回のアルバムには何かテーマはあるんですか?
安藤: 基本的に、いつもテーマとかは無いんですよ。ただ、始める前の心の約束事みたいなのはあって…。1stアルバム『Middle Tempo Magic』は、一曲出来るたびに、「この曲があるということは、その対極にあるのはどんな曲だろう?」ってことを考えながら作っていた気がするんです。
Excite: 曲のタイプが、偏らないようにバランスを考えながら。
安藤: うん。でも、2ndは何も考えずに、一曲一曲作って行ったんです。目の前のことだけを集中してやる、みたいな気持ちでしたから。アルバム全体像を見るのを避けて作った感じかな。
Excite: 敢えて、1枚目の作り方とは違う方法で。
安藤: そう。他人に見られることを意識し過ぎて、理路整然とし過ぎてもどうかと思って。もっと、自分の“人となり”も削っていかないといけないし。とても難しいことなんですけど、自分だけが酔いしれるものになってしまうと、人に届かなくなるし、かと言って心のない作品を作っても届かないと思うので、その間を行き来してるんですよ。そういった意味で、今回は前回よりも、余計な考えごとをしなかった1枚なんです。
写真2 Excite: アルバムとしてのバランスを考えるよりも、一曲一曲をじっくり作って行くというスタイルで。
安藤: そうなんです。だから、2005年を振り返ると、「私は、こうだったのね」って思い出せる日記のような感じになってます。
Excite: 曲を作った頃の自分を思い出すような。
安藤: うん、そうですね。作ったときの心境は、どれも鮮明に覚えています。私、考えて作詞をしたりしないから、逆に、そのとき感じたことしか書かないと思うんですよ。「弱ってるなぁ」、「元気そうだな」とか・・・(笑)。
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