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安藤裕子インタビュー
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Excite: そして、3曲目の「のうぜんかつら」は、14曲目の「のうぜんかつら(リプライズ)」がCMソングとして使われているので、アルバム発売前から注目される楽曲になっていますよね。
安藤: アルバムは、「何も考えずに作った」って言いましたけど、実はね、ポップな曲が少ないので、聴く人が大変かと思って、「明るい曲を作ろう」って意気込んで作った曲だったんです。でも、実際出来上がってみたら、世にも切ない曲になっちゃって…(笑)。だからね、「サリー」(1stミニ・アルバム『サリー』に収録)みたいな“切なポップ”っていうか、明るい曲に化けると良いと思って、制作に取り掛かったんです。それで、制作の途中に、たまたまCMスタッフの方が、「Lost child,」を耳にして、「この声の人は、誰なんですか?他にどんな曲があるんですか?」というお話をいただいたので、「のうぜんかつら」を聴いてもらったら、「このまま使いたい」って。なので、歌だけ入れ直して使っていただきました。そうしたら、思いもよらずデモがひとり歩きして、本編より有名になってしまって。でも、本編の方もアレンジを付けて作り始めてたので、今回は二つのバージョンを収録したんです。
Excite: なるほどね。そんなエピソードがあったんですか。4曲目の「煙はいつもの席で吐く」は、日常生活の中から生まれた曲なのかなと思ったんですが。
安藤: そうですね。これも、普通の“いち女性”としての楽曲で、すごく良い感じに仕上がりました。一時は、「この曲をリード曲にしよう」って、ディレクターが推薦していたんですけど、「のうぜんかつら」の方が有名になっちゃったので(笑)。でも、すごく好きな曲ですよ。ミュージシャンの方が奏でてる音が良くて、上等な一曲だなって。私、自分の曲はあまり聴かないんですけど、今朝起きてから出かけるまでの時間に、このアルバムをかけてたら、すごく音が上等だなって改めて思ったんです。
Excite: レコーディングで、どんどん楽器の音が増えて行くにつれて、安藤さんが思ってた以上の楽曲になっていったんですね。
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安藤:

そうなんです。私、この曲で初めて「あぁ、ドラムって感情があるんだ」って気付かせてもらって。2005年は、レコーディングで楽器の持つ感情を学べた一年で、それを演奏する人の個性なども分かるようになったんです。その代表的な曲として、この曲を挙げることが出来ますね。

Excite: ドラムに限らず、楽器が持っている感情が分かると、曲を作るときにもイメージがさらに広がりますよね。それに、レコーディングをする際にも、楽曲のタイプによって、どのような感じの音が必要なのかが分かって来るんじゃないですか?
安藤: そう思います。沼澤(尚)さんのドラムは叙情的で、「歌詞を理解してくださってるんだな」と感じるドラムで、アーティスティックなんですよ。沖山(優司)さんのベースも、それにマッチしてましたし。「Green Bird Finger.」で弾いてくれてる鈴木(正人)くんのベースは、美しいメロディーラインを奏でますし、トッキー(TOKIE)は、女性なのに無骨で攻撃的なベースを奏でたりして、それぞれ特徴があるなって。9曲目「愛の日」の矢部(浩志)さんと大田(譲)さんのリズム隊は、ストイックで淡々としてるんだけど、その奥に熱を感じるんですよ。感情を抑えれば抑えるほど、強く出てしまうような。ASA-CHANGのドラムは、一番ピエロっぽい。幼いような、悲しいような、切ないような、オモチャみたいなドラムを叩いてくれるんです。
Excite: 「煙はいつもの席で吐く」は、すごく大きなキッカケを与えてくれた曲になったんですね。
安藤: はい。
Excite: 5曲目の「み空」は、曲の構成というか展開が独特ですね。
安藤: 最近、曲の作り方が上手になって来たなって(笑)。昔、Fメロくらいまで普通にあったんですよ。展開もバラバラで、楽譜のことが分からなかったから、好きなように作っていたら、転調が激しかったみたいで。「お願いだから、5曲に分けて」って言われたくらい(笑)。これは、車を運転しながら作った曲なんですけど、「大丈夫かな?」って思いながらディレクターとアレンジャーに持って行ったら、期待以上にちゃんと曲にしてくれました。ただ、勢いで作り過ぎて、息継ぎが出来ないんですよ(笑)。
Excite: ライヴで歌うのは、辛そうですね(笑)。
安藤: ライヴの後半では、歌えないかも(笑)。
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