タイトルはアルバムの中身が全部完成してから付けたの?それとも4枚目を作ることが決まったタイミングで付けたの?
曲が完成してから、最後に付けましたね。
なるほど。そんな今作は前作『ИATURAL』から1年とちょっとのスパンでのリリースとなるわけですが、年明けからアルバム制作に入 ったそうですが、そのタイミングって前作を完成させてすぐという印象ですよね。気持ちが次に向かっていたということですか?
休みだったんですよ。『ИATURAL』を出して、ツアーに行って、それが終わってからカウントダウンライヴもあって、その後ずっと休み があったんですよ。

1月1日から休みだったんですよ。12月31日まではライヴやテレビ番組だとか色々と活動があったんですけど、明けて1月1日から 2月も休みで、3月から一斉に活動をスタートさせるっていうスケジュールだったんです。で、NAOTOは休みの間に曲作りをしていたん ですよね。で、みんなもそれぞれが休みで。活動が始まる1週間前くらいから連絡も取るようになって、で、今後の活動のことを決め るミーディングから06年の活動が始まった感じでしたね。
その時点でこのアルバムの曲は結構、出揃っていたの?「これだ!」ってバーン!と出すような…。
う〜ん。「バーン!」という感じではなかったですけど(笑)、結構、曲をNAOTOが持ってきて、「こういうのがあるんだけど」って。 そのデモと共にスタートした感じでしたね。
休みの間も曲をずっと作っていたということですね。
何かあれば…と思って。こんな風に2ヵ月も休みがあるなんてことは初めてのことだったんですよ。デビューしてから。いざ、休みに なって、なにしようって思って一応遊ぶんですけど、旅行に行ったりとかするんですけど、気が付くとギター弾いていて、なんとなく曲が 出来ていった感じですね。
ひたすら遊ぶでもなく。
何かしらか、やっていましたね。やることないし(笑)。だったらギターを触るかって。全然、軽い気持ちでしたね。
他のメンバーはどうしていたの?その2ヵ月という時間を。
各々、楽しく過ごしていました。
曲を作りたくなったりとか、音楽したくなったりとか。そういう衝動はあったりしました?
・・・。
なかった、と(笑)。
だって音楽から離れていましたから。
オレはすごくウズウズはしていたんですけど、とりあえず昼ド ラを見たあとにするかって思って過ごしていたらそれで2ヵ月 終わっていましたね。
オレは個人練習くらいしかしてなかったですね。曲を作るつも りではいたんですけど、そこまで気持ちが向かわなかったで すね。でも、ベースに触らないのも良くないなって思って、 練習したりしながら過ごしていましたね。
NAOTOは、オフでの曲作りをしながら今作の完成予想図 みたいなものは見えていた?
その時に、ほとんどこのアルバムの曲は揃っていた。だいた い。13、14曲くらいは。

でも、デモみたいな段階で他の曲もあったよね?あとは、 ほとんど今と変わってない。
もう作り込んでいたんですか?
そうですね。作りこんだデモでしたね。で、3月の始めにみんなでやるときには3曲ずつ渡すような、小出しにしていきましたね。 その時点で13曲はありましたね。
じゃあ、わりとゆっくりと作ることが出来たようですね。今回のアルバムに関しては。
いつもに比べて、時間は掛けられましたね。今までは基本的に、土日はライヴがあって、その間に作ったりしていたこともあったから。 でも今回は、休みのおかげでまとまった時間で曲を作ることが出来たのは良かったですね。
ゆっくりとアルバム制作に向かえたということですが、それだけ時間があったからこそ見えた『ИATURAL』以降のバンドやメンバーの 変化というのはありましたか?
別に「ここからこう切り替わった」というようなことはないんじゃないかな?基本的にあんまり…バンド全体で何か切り替わるようなことって ないような気がするんです。オレは個人的に全然変わってないし。
前作から出てきていたエレクトロポップな感覚は、今作でより広がっていっている印象があるんですけど…。
それも「ここでもっとやろう」とかってことではなくて、たまたまそういう機材に触れていることが多かったから、とか。作りたくなったから、 とか。狙うわけじゃなく、たまたまですよね。
そこも“ナチュラル”にということですね。今回はアルバム制作に向けて始動する前に休みがあったということで、それぞれがリセット出 来て音楽と向き合えたんじゃないかと思うんですが、NAOTOの「作りたくなったから」の発言のような、音楽に対して貪欲になれたんじ ゃないかとも思うんですが、その辺りはどうでしょうか?
貪欲だったのは最初の1ヵ月?
あははは。でもオレは確かに「やるぞー!」ってなっていたかなぁ。