Excite: 少し前になりますが、Excite Music Festival’06 では素晴らしいパフォーマンスを見せていただき、ありがとうございました。
大塚: こちらこそ、ありがとうございました。
Excite: a-nation以外のイベントは久々とのことでしたが、いかがでしたか?
大塚: 年末の特番とかでよく一緒になる方と久しぶりにお会いして、一緒に ステージに立てて。本当に「久しぶり!」って感じもあり、気持ち的にもすごくリラックスして出来ました。お客さんは私を知っている人ば かりではないので“ホーム”って感じではないんですけど、演る側としてはあまり大差はないかなぁ。乗り込んで行って散らかすだけ散ら かす、みたいな感じでしたね(笑)。
Excite: とは言え、『さくらんぼ』や『フレンジャー』ではみんなキメの振り 付けとかもちゃんとやっていて、一体感を感じましたよ。
大塚: ありがとうございます。私も楽しかったです。
Excite: 今回のシングルのタイトル曲『ユメクイ』は、そこで初披露されたん ですよね。当然のことながら、映画『東京フレンズ The Movie』がきっかけだと思うんですが、制作の流れとしてはどのような感じだったのですか?
大塚: まず最初に、『フレンズ』という曲をオファーされて作ったんですけど、 その第2弾として「映画の主題歌になるものを」ということで、これはもうDVDの段階で言われました。ですので『ユメクイ』は、『東 京フレンズ』全体を盛り上げるようなサウンドにしようかなと思って。歌詞の内容は台本とはあまり沿わない感じなんですけど、なるべく 寄り添うようにテーマは一緒。ただ、曲は単体で育っていくように作り始めました。
Excite: 共演者の方は『ユメクイ』や『フレンズ』について何か感想を言ってくれたりするんですか?
大塚: 感想はあまり言われないんですけど、みんな現場で歌っているんですよ。女子団体が鼻歌で口ずさんでいたり、瑛太さんも「オレの テーマソングは『フレンズ』だ」みたいなことを言ってたり(笑)。
Excite: みんな、「良い曲だね」って言う代わりに歌っているんですね(笑)。
大塚: 本当、そんな感じです。
Excite: “ユメクイ”って、まずはタイトルから して興味深いんですけど、大塚さんがこのタイトルに込めた意味は?
大塚: そうですね…まず、自分が生まれて から死ぬまでの過程が全部、“夢”って捉えたんですね。その中で、自 分が目標にしたり、描いたりしている未来までの道筋をお供してくれるのが “ユメクイ”なんです。“ユメクイ”は自分の脳みそを詰めた動物なんです けど、未来に向かって一緒に進んでいく動物。具体的なイメージとしては、“バク”です。
Excite: 一般的に、バクは夢を食べる動物で すが、大塚さんの中では一緒に寄り添って歩く存在でもあるんですね。
大塚: そうですね。一緒に歩んで、それが叶った時に食べてもらうことで、次の夢がまた浮かぶというか。叶えた瞬間に食べてくれる存在 です。食べてもらう為に一緒に歩く感じかも。
Excite: 歌詞を読んでいてふと浮かんだのが、ここに描かれている状況って、デビュー前の大塚さんに近かったりするのかなぁって。
大塚: 私の場合はちょっと、この話とは違うかもしれないですね。
Excite: 違うかもというのは?
大塚: 夢を描いた最初の頃というよりは、年齢を重ねたからこそ“柔らかい気持ちで歌っていける”って感じで。私は、デビュー前、こんな に柔らかく考えていなかったので。もっと、ガツガツしていたんですよ。