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待望という言葉は、まさにこういうバンドのアルバムのためにあるのだろうし、実際にその「待ち望む」気持ちをがっちり握りしめてくれるアルバムがここにあるという事実に、生と音楽を繋ぐ歓喜の温かさを覚える。『orbital period』は、常に壮大にして、同時に繊細なまでに小さな本質を射抜くバンプ・オブ・チキンの5枚目の結晶と呼ぶべきアルバムであり、それは音楽的にもメッセージ的にも物語性としても、さらなる成熟と進化と推敲が成された17曲が88ページのブックレットと共に心の旅を綴る最高の音楽集である。全員28歳になる今年に、「28年周期で人生が回る公転周期」という意が表わされたタイトル『orbital period』。どういう道程を経て4人はこのアルバムを創り上げたのか? 丁寧に話を進めていった――――。
(取材・文/鹿野 淳 [http://musica-net.jp/]、撮影/古溪一道) |
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