思春期を抜けたゴーイングですね。
抜けちゃったんじゃないかな。でも相変わらずきらめいてるし。良いなって思いましたね。この集合体でいたら、ずっときらめいていられるってわかりましたからね。
では最後にそれぞれに『おやすみモンスター』が出来上がったことで見えた自分の気持ちを教えてください。

完成して、ライヴで早くやりたいなっていうのが一 番出てくる想いっていうか気持ちかな。やっぱりメ ッセージがあったから曲を作って、オレらは音にし たし、それを伝えたいからライヴをやるわけで。 それが全てかな。昔もそうだったからね。ライヴ のために曲を作っていたし。とにかくライヴで、み んなで前向いてやるのが楽しみで仕方がないです。
今回のアルバムは完成する前から家ですごく聴いて いるんですよね。いちリスナーとして。たとえば作っ ている段階で、ある曲が完成しましたっていって家 に持って帰って、本当に自分の好きなロックバンド のCDを聴いているみたいな気分で「やっぱり良い なぁ〜」って。自分の作品は、ここ最近そんなに 家で聴いていなくて。出来た喜びはあっても、そん なに何度も何度も聴くことはなかった。最近の作品 は特に…。インディーズの頃、録ったことも嬉しい し、録った自分たちの音を聴くのも楽しいしっていう 感覚にすごく似ているなと思って。それは結局、自分がこういうギターをバンドで弾いて、こういう音が出したいっていうのが出来ているから聴いていて楽しいんですよね。そういう気持ちにな れるアルバムが出来たっていうのが嬉しい。それが久々の感覚で…。それこそ原点回帰できたアルバムですね。

これからGOING UNDER GROUNDとしてこの5人で走っていくためにすごく大事な1枚になったなっていう感じですね。この1年半は色々あったんですけど、 そういうのも今、思えば必要だったことだと思うし。とにかく今は音を出すのが楽しい。バンドで音を出すことが楽しい。洋一さん(伊藤)も言ってたけど、 ライヴで早くやりたいですね。
このアルバムを作ってみて、最近一番思うのは、このバンドってあまりプロデュースし 過ぎてもダメだなってことなんです。僕は結構、細かいことを口に出すタイプだから素 生(松本)が作ってきた曲でも「もうちょっとタイミングをこうすれば良くなるのに」と か言っちゃうし、なぜそう思うのかをどこまでも説明出来るので、ある意味言い過ぎ て、キレイにしちゃってたなっていうのがあったんです。今回アルバムを作る前に自 分の曲はあまり出さないでおこうって決めていたんですけど、それは発端は『TUTTI』 のときに今までで一番曲を出したから、違うバランスで作品を作りたいっていうことが あったからで。結果、バンドの野放しの部分っていうか、勝手に動き出す部分がいっ ぱい出てきて、そういうもので出来ているアルバムだから原点回帰みたいな感覚があ って。改めて聴いてみると放し飼いの部分がすごくよくて、そこは自分たちで封じてい たなっていうのがあって、その良さに気が付きましたね。



そして松本さん。
そうですね…。この先、このアルバムを作ってどうしようかなって思ったのが、みん ながそういうマインドでいてくれてるんだったらオレは歌いたいことしか歌わないという か。今までも歌いたいことだけしか歌ってこなかったつもりなんですけど、常日頃、 何をこの5人で歌ったら良いかなとか、その想いだけで成立出来ちゃうことが今回わ かって。バンドとして音楽を作るということに関して。だから好きなことしかもうやらな いだろうなって。そのために音楽やってるし、バンドをやってるし、そこで小さくなっ てたら生きている意味がないとも思うから、それこそ他の4人の手のひらの上で踊れ るだけ踊らせてもらうのが多分、うちのバンドの良いカタチっていうか。GOING UND ER GROUNDというバンドをオレたちのふるさとにしていきたいなって思います。一生 続けようかな、と。死ぬまで続けていこうと思います。
迷走を経て地に足が着いた今はGOING UNDER GROUNDの“第二期”って感じですね。
まさにそう。
第二期ですね。
そのスタートの1枚、じっくり聴かせてもらいます!