| 大塚 愛: | 今の自分の頑張りが、いつか報われると信じられるか信じられないかっていう時に、思えば小さい頃から「なんとかなる」と信じてきたことがあんまりなかったんです。何かを信じたり、誰かを信じたり、そういうのが全然ない子供だったんです。だからもし今、これを乗り越えることができたら人を信じられるかもしれない…って、この楽曲の終わりぐらいに思いました(笑)。
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| Excite: | 今はまだ乗り越えたというのではなく、歌詞にもありますが<通過点>みたいな感じ?
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| 大塚 愛: | そうですね。
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| Excite: | そして、さかのぼりますが、1曲目の「未来タクシー」。アルバムの始まりに相応しい、疾走感溢れるナンバーですね。
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| 大塚 愛: | 「未来タクシー」は、ちょっと“紺色”っぽい楽曲を入れたいと思って作りました。“紺色”っていうのはサウンド的に。GirlよりはBoyっぽい、ちょっと中性的感じで、更にちょっと不思議な感じもあって…。とにかく疾走感が欲しいというのが、絶対的なイメージとしてあったんです。でも、歌うのはすごく難しい!一番難しいかもしれません。
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| Excite: | 具体的にはどんなところですか?
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| 大塚 愛: | ちょっとこう、若干スタッカート気味に歌ってるんです。ぽーんと抜けるというか、ふわーっと息を出す歌はラクなんですけど、クックックッて止めていかなきゃいけない音符の並びだったので、すごい腹筋が疲れるんです(笑)。しかもサビはすごく高い音程だし。すごく難しかったです。
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| Excite: | そうだったんですね。作る段階では、歌う時にどうかというのは考えない?
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| 大塚 愛: | あんまり…。だから、いざ歌う段階になって「私以外が歌ってくれたら良いのになぁ」と思ったりします(笑)。
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| Excite: | あははっ。他にもそういう曲、あるんじゃないですか?
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| 大塚 愛: | 「クムリウタ」も、酸欠になって大変でした。情緒豊かに歌った後、最後のサビを力強く歌うのにすごく力を使うんです。その挙げ句、最後に高音の伸ばしが入るので、そこで酸欠なんです(笑)。
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