Excite: ジャケットもこれまでと雰囲気の違う感じですね。前作『ROSE ALBUM』は歌っている表情を正面からとらえたジャケットでしたが。
Rie fu: そうですね。今回のアルバムはホットパンツを履いてます(笑)。
Excite: 結構、インパクトありますね(笑)。
Rie fu: 最初は扉から出てくるところを撮っていて ですけど、あまりにストレート過ぎるかなって思ったんですよ。それで、もう23歳だし、ホッ トパンツを履けるのも今のうちかな?って(笑)。
Excite: 今のうちって、そんな(笑)。でも、大きなカバンを持って、これから出ていくのか、帰ってきたところなのか、色んなストーリーを感じることが出来るジャケ ットだと思います。
Rie fu: ありがとうございます。これ、ロンドンの自宅で撮ってもらったんですよ。暖炉がおさまる一角があって、そこに入って撮ってもらいました。ブックレットの中 も部屋で撮ってもらった写真とか、ロンドンの街中のカフェでお茶をしていたりとか、そういう生活感のある写真がいっぱいなので、扉を開けてRie fuの部屋 に遊びにきてもらうっていうイメージです。

Excite: 前作の『ROSE ALBUM』のブックレットにも大学のアトリエの写真とかが載っていました よね。
Rie fu: そうですね。それよりもさらにパーソナルなところを撮った写真が載っています、今回 は。カメラマンの方も以前、ロンドンに住んでいたことがあって、その時に友達になっ た人なんですよ。で、ロンドンに遊びにきてもらって、写真を撮ったり、衣装選びとい う名目で一緒に買い物に行ったりして、楽しかったですね。
Excite: そういえば、「London」という曲が12曲目に入っていますが。ロンドンの街の様子が イメージできる内容ですね。
Rie fu: はい、ロンドンの街中の風景を切りとったような感じの曲です。実は、この曲の中に、 東京の風景も入っているんですよ。
Excite: そうだったんですか!?
Rie fu: 急行列車に乗って(Get on the rapid train)っていう歌詞があるんですけど、ロンドン は急行列車がないんです。ここは東京の通勤の風景なんです。ロンドンにいても東京 のことを考えていたり、東京にいてもロンドンのことを考えていたり、いる場所と違う場 所を考えてることが多いんです。そういう部分がこの曲の歌詞に表れていると思います。
Excite: “Tobira”というのがテーマになっていますけど、それも頭の中の扉を開けたら別の世 界に繋がっているっていうのを歌っているのかもしれないですね。そういうことで言うと、 「dreams be」も現実世界とファンタジーが扉一枚で繋がっているような感じもありますし。
Rie fu: そうですね。最初から意図的に作ったワケじゃないんですけど、後から考えると無意 識にそういうテーマに沿って曲を作っていたんだなって。どの歌にも扉っていうニュアン スの言葉が出てきていますからね。
Excite: そういうところが統一感を持たせているんでしょうね。あと、アルバムには入ってない 新曲「Home」が、来年1月公開の映画『子猫の涙』の主題歌に決まったそうです が、気持ちはもう次に向かっている感じですね。
Rie fu: はい、次の次の次ぐらいまで考えています(笑)。


Excite: そんなに先のことまで!?
Rie fu: 色んなことをやっていきたいなと思っています。ライヴもやりたいですね。歌と個展が一緒になったようなRie fuしか出来ないようなことにもチャレンジしてい こうと思っています。