| Excite: |
また曲の内容としては、大橋さんのパーソナルな部分に焦点が当てられていますね。とくに「塊」(M2)や「ブルース」(M4)あたりは、スキマスイッチでは聴けなかった、生々しい曲だと思うのですが。 |
| 大橋: |
そうですね。ソロでは、スキマスイッチではやっていなかったことをやりたいと思っていて。「塊」なんかは、ソロ活動を始めた時に「カントリー的なサウンドのものをやってみたいな」とすぐに思い付いた曲なんです。 |
| Excite: |
<できそこないの ただの塊>というフレーズも、字面だけみると結構ショッキングなんですが。 |
| 大橋: |
(シングルで恒例となった)VOICE×VOICEで他の方とコラボレーションをしても感じたんですけど、“自分の歌”という確かなものが、まだ見つけられていなくて。何か一つ自分の声に対する自信みたいなものが欲しいと思っていて、それを歌にしたんです。コラボさせてもらった さんや小田和正さん、それに桑田佳祐さんやMr.Childrenの桜井和寿さんもそうですけど、僕の尊敬する歌い手さんは、みんな“一声聴くとすぐ分かる”っていう存在感があって。それが自分にはまだまだ足りないと思っていて、一つの証が欲しいなと。それを歌にしたのがこの曲ですね。 |
| Excite: |
自分自身の姿を探して歌った曲だと。スキマスイッチにも物語や主人公の心情を歌った名曲は沢山あるんですけど、自分のことを歌うのに抵抗はありませんでしたか? |
| 大橋: |
かなりありましたね(笑)。やっぱり勇気がいることでした。ただ、スキマスイッチではなかなか歌ってこなかったことなので、これもソロならではの挑戦だなと。実際に書いてみて良かったと思ったのは、自分自身の気持ちを正直に吐き出すと、すごくスッキリするんですよね。それに気付けたのは大きくて、自分は思っていることを口に出さずに、こんなにも抱え込んでいたんだなと思いました。最初のうちは勇気を振り絞っていたんですけど、だんだん快感というか、楽しくなっていった部分もありましたね。 |