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interview with T.M.Revolution interview with T.M.Revolution
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interview with T.M.Revolution
Excite: 3年振りのシングル・リリースということで、世の中的には「T.M.Revolution、久々に活動再開」と言われているわけですが。
西川: ええ。
Excite: 実はこの3年間、T.M.Revolutionは決して活動を止めていたわけではないですよね?
西川: そうですね。とはいえ、毎年恒例のファンクラブ・イベントだったり、割とクローズドな場所での活動が多かったので。公(おおやけ)には随分久し振りかな、と。
Excite: 2005年の『vestige-ヴェスティージ-』以来のシングルですからね。そう考えると、確かに随分時間が経ってるんだなっていう…。
西川: ハハッ。「何やってたの?」っていうね(笑)。動きとしてはね、そうだなぁ…確か2006年の頭にはセルフカバーのベスト(『UNDER:COVER』)が出たり、ライブの映像作品が出てたりしたんですけど。気が付いたら、そんなに経ってたんだなって。
Excite: T.M.Revolutionファンも待ち望んでいた新曲になるわけですが、このシングルを制作するに当たって、「また新しいものを見せないと」という思いはありましたか?
西川: いや、それは全然なかったですね。何と言うか、自分としては、このリリースがなかった間に、理想とする組織作りというか、チーム編成がやっと出来たっていう感じがあって。アウトプットの方法にしても、これまではT.M.Revolutionだけだったものが、バンド(abingdon boys school)が始まって。あと、他の表現というところで言えば、舞台だったりとか。
Excite: 昨年の春に行われたミュージカル『ハウ・トゥ・サクシード』ですね。
西川: うん。後はほら、ちょっとお恥ずかしい話なんだけど、まぁ映画なんかもやらせてもらえたりとか。そういうふうに広がっていくっていうのは、実はずっと前からやりたかったことなんですよね。それこそ、T.M.Revolutionを始めた当初から。
Excite: あ、そうなんですか。
西川: そうそう。自分の中に色んな要素があったとしても、見ている人に動いてもらって、「あっちから見てください、こっちからも見てください」っていう作業は、無理なわけですよね。だって、お客さんはそれぞれの主観で見ているわけだから。そうじゃなくて、自分から角度を変えていくことで、色んなところを見せていく。そういう方法は、ずっと前から模索していて。それが理想のカタチに近付いてきたっていう。アウトプットを使い分け出来る現在の状況は、すごくラクなんですよ。だから、敢えてT.M.Revolutionで新しいところを見せようとは思わないんですよね。もちろん、そういう可能性もあるんですけど、それよりも“らしい”こと、T.M.Revolutionでしか出来ないことを突き詰めていくっていう。
Excite: なるほど。ただ、すべてが同時進行っていうのがすごいですけどね。西川さんは一人なのに(笑)。
西川: そうですね(笑)。すごく不思議な瞬間が沢山ありますけどね。例えばT.M.Revolutionのインタビューを受けて、その後abingdon boys schoolのレコーディングに行ったり、映画のプロモーションを受けたり。色んなものが回っていて、それは面白いですけどね。
Excite: 月並みな言い方ですけど、とんでもないバイタリティですよねぇ。そしてT.M.Revolutionの新曲「resonance」ですが、高速の四つ打ちがベースになっていて。
西川: ね?「今時、四つ打ちかよ!」っていう(笑)。
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Excite: いやいや(笑)。
西川: だって、今時ないでしょ?でもね、だから良いんですよ。「えー?四つ打ち?今時それはないでしょう!」っていうのが良いと思うから。
Excite: 意図してやっている、と。
西川: そうですよ。T.M.Revolutionって僕の中では、ちょっとノスタルジックな要素が入ってきても良い感じがしてるんですよ。最新のもの、最先端のものっていうよりも、ちょっと懐かしい雰囲気があるっていう……そこが良いところだと思うんですよね。持ち味っていうか。90年代に出てきたものだから、どうあがいても、そういうところは残っていくと思うんです。むしろ、それを払拭してしまうことで、損なわれるカラーみたいなものもあるような気がしていて。そういう意味では、このタイミングで新しい音を提示するんじゃなくて、これまでのT.M.Revolutionの良い部分をどんどん出していくほうが良い。
Excite: 思い返してみると、「HIGH PRESSURE」や「HOT LIMIT」も四つ打ちのビートが軸になっていたし。T.M.Revolutionの存在意義、コンセプトが更に明確になってるんでしょうね、西川さんの中で。
西川: うん、「これをやる人」っていう役割はハッキリしてますね。見せ方やサウンドも、ソロとバンドでは大きく違うと思し。ただ、歌うっていうこと、歌を通じて何かを伝えるっていうことに関しては、僕自身が一人でやってることでもあるし、それほど変わらないと思うんですよね。だから「T.M.Revolutionだからこう歌わなきゃ」、とか、逆に「abingdon boys schoolではこういうスタイルで」っていうのは考えてないんです。自然に歌っていく中で、その姿になった時にどう見えるか……それは聴いてくれる人が決めることだから。あと、バンドの場合は「4人で決める」っていう部分も大きいし。
Excite: そうですね。
西川: まあ、T.M.Revolutionでのレコーディングは久し振りでしたからね。「大丈夫かな?」って思うところもあったんですけど、いざマイクの前に立ってみたら、あっさり馴染むというか。10年もやればね、体の隅々まで染み込んでいますから。全く心配する必要はなかったですね。
Excite: そういえば西川さん、以前「T.M.Revolutionの音源は、歌のガイドみたいなもの。あとはライヴで確かめて欲しい」っておっしゃっていましたが。
西川: うん。
Excite: それは変わってきていますか?
西川: いや、変わってないですよ。T.M.Revolutionはずっとやってきたことだし。この先、サウンド的にどういうことをやっていくかも考えていきたいですけど、とにかく今回のシングルは3年振りだし、「久し振りにシングルが出たと思ったら、随分変わったねぇ」っていうよりは、「やっぱり変わらねえなぁ!」っていうのが良いと思ったから。「やっぱり、これでしょう」っていう。そういう気持ちを持ってもらえたら、っていうところからのスタートですからね。
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