TOP インタビュー My旬ランキング インタビューダイジェスト 1M HIGH ビデオメッセージ 1M HIGH プレゼント
Interview with 木村カエラ Interview with 木村カエラ
Interview with 木村カエラ Interview with 木村カエラ
Interview with 木村カエラ Interview with 木村カエラ
INTERVIEW interview PAGE01 interview PAGE02 interview PAGE03

Excite: 「どこ」は、シングルとしては初めてのバラード曲になりました。とは言え、普通のバラードとはどこか違う、不思議な雰囲気のある作品だと思います。まず、この曲を歌うことになった経緯から訊かせてください。
木村カエラ
(以下、カエラ)
ツアー中に、みんなとご飯を食べながら、「次のシングル、どんな曲が良いかなぁ?」って話していたんです。その中で、「バラードが流行ってるから良いんじゃない?」みたいなノリで始まったんです(笑)。元々やったことのないことに挑戦するのが好きなので、是非やりたいなって。(楽曲提供者の)渡邊忍(ASPARAGUS)も含めて、私たちのチームがやるなら、いわゆるバラードとされているものにはならなんじゃないかとも思ったんです。
Excite: 渡邊忍さんは今回、作詞作曲を担当されていますね。
カエラ: これまでのシングルの中にも、彼の曲は何曲かあって。詞に関しては、いつもだいたい共作という形だったので、今回もそのつもりで話を進めていたんですよ。でも、ある日突然、「詞が全部できちゃったんだけど、どうしよう?」というメールが来て(笑)。そこで詞を見たら、ものすごく良かったんです。これまでは、人に書いてもらった詞を歌うことに、少し抵抗があったんですけど、彼はデビュー当時からバンドメンバーで、一緒にツアーも廻っていますし、曲も一緒に作ってきて、“知らない人”ではまったくないので、「彼の詞なら良いなぁ」と思った部分もあって。それで、このまま歌うことにしたんです。
Excite: 言葉にリズムがあって、色んな感情が歌われているのが面白いと思いました。カエラさんは、この詞のどんな部分に惹かれたんでしょう?

カエラ: サビの部分をパッと見た時は、「あぁ、男の人が書く詞だな」って思ったんです。女の人も、辛かった思い出を引きずることはありますけど、終わらせる時はキッパリ終わらせると思うんですよね。ずっと引きずっているというのは、ちょっと男の人っぽくて、私にはない感覚だから、それが面白いと思って。
Excite: では、逆に共感した部分は?
カエラ: やっぱり、一つ一つの感情について歌っているところですね。恋心だったり、温かい気持ちだったり、当たり前の感情だったり。そういう部分は、全てにおいて共感出来ました。本当に素敵な詞だと思います。
Excite: 最近のバラードには“泣かせる”曲が多いと思いますが、この曲はそうではなく、もっと静かに歌い上げるものになっていますね。
カエラ: そうですね。バラードというと、一つの恋の物語や、一つの景色をテーマにしたものだったり、誰もが持っている思い出について歌うような曲が、すごく多いと思うんです。そうじゃないものをテーマにして、バラードにしてしまうというのが、今回新しく挑戦したところでもあって。バラードと呼んで良い曲かどうかは分からないですけど、「寒い時期だし、ピッタリなんじゃない?」みたいなノリで始めたのが(笑)、すごく良い歌になったので本当に嬉しくて。みんながバラードとして受け入れてくれたら良いな、というのが率直な気持ちですね。
Excite: 確かに、あるシチュエーションを作って、リスナーを迎え入れるバラードが多い中で、この曲はむしろ問いかけるような部分があります。
カエラ: まさに、問いかけられている感覚がありますよね。そして、「あの時はこうだったよなぁ」「こうじゃないといけないな」って、自分に問いかけるきっかけにもなると思うんです。悩むことでさらにドツボにハマってしまう人だったり、楽しいことばかりを追いかけてしまう人だったり、世の中には色んな人がいて、色んな悩みがある。だけど、悩むことも、楽しむことも含めて、感情が動くことは当たり前の感覚ですし、それがどこに向かうかなんて、誰にも分からないんですよね。いつの間にか乗り越えられていることもあれば、ずっと乗り越えられないこともあって。それでも、こうやって客観的に人の感情を考えてみると、「ああ、人間って面白いな」って思うんです。
Excite: この曲に触れることで、少し引いた視点になれるんですね。
カエラ: そうですね。自分ひとりだと考え込んでしまうこともあるけれど、こういう歌があると、ちょっと救われるんじゃないかなって。感情の変化を当たり前のこととして受け入れられる自分がいると、気持ちも楽になりますよね。

Interview with 木村カエラ Interview with 木村カエラ
Interview with 木村カエラ Interview with 木村カエラ
Interview with 木村カエラ Interview with 木村カエラ
BACK PAGETOP NEXT