| Excite: | 『涙をとどけて』のインタビューでは「ウルフルズではないことをソロでやりたい」とおっしゃっていましたが、そのテーマだけではアルバムを作るのが難しかったと? |
 |
| トータス松本: | 結局、自分から出てくるものをウルフルズとソロに分けて、ウルフルズからはみ出そうはみ出そうとするのはなんか不自然やし、かといって、出てくるがままに作ってみても、ウルフルズとソロに明確な違いが分からなかったりもするし、そうなってみて始めて、「あ、ソロの難しさってこういうことか!」って思いましたよ(苦笑)。今頃、気付くなって感じやけど、実際、気付いてみたら遅かった。 |
 |
| Excite: | そういう状況を打開したからこそ、4月にセカンド・シングル『僕がついてる』がリリースされたわけですよね? |
 |
| トータス松本: | そうそう。完璧だとは思っていないけど、やっと、ソロの覚悟が出来たっていうかね、一人でやっていくことに対して、ようやく自分でも状況が飲み込めたんですね。 |
 |
| Excite: | 『涙をとどけて』が伊藤銀次さんだったのに対して、『僕がついてる』では須藤晃さんにプロデューサーが変わったことも大きいですか? |
 |
| トータス松本: | そうですね。銀次さんとはウルフルズの作業(『KEEP ON MOVE ON』)の延長でソロの制作に入ったから、それもウルフルズとソロを区別出来なかった理由ではあるでしょうね。須藤さんっていうのは銀次さんと全然違って、浜田省吾さんとか玉置浩二さん、尾崎豊さんもそうやけど、ソロ・アーティストを多く手掛けてきて、ソロっていうものがどういうことなのか分かっているからなのか、彼に導かれたところはありますね。 |
 |
| Excite: | 「涙をとどけて」の銀次さんは極力何も言わず、トータスさんがアドバイスを求めた時だけ答えるっていう立ち位置でお仕事をされていたそうですが、須藤さんのお仕事は全く異なるアプローチだったわけですか? |
 |