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Interview with YUKI
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頭で思ったら、すぐ体で表現するんですね。

これから私が歌っていく歌は、そういう歌でないといけないなと思うんです。例えば子供達って、こっちで楽しそうにやっていると近寄ってくるんですよね。でもそれは大人も同じだと思うんです。やっぱり楽しそうに仕事をしている人達のところには入りたいし、楽しそうな人達のところに行きたくなる。私が歌う歌も、良い波動が出ている楽しそうな歌、色々な気持ちや感情がはみ出しているような歌を歌いたいんです。私は私の歌を歌って、自分自身を元気にして、そして私の歌を好きだと言ってくれている人達を元気にしたいんです。

このアルバムには、今までなかった新鮮なリズムの曲がたくさん入っていて、それによって歌もそれぞれ違って聴こえてきますよね。

今回は新しいリズムが多いんですけど、私自身も今までにやったことがないものだったので、すごく歌入れは難しかったです。でも、そういう歌を歌うことが出来たのも勉強というか、修業になりました。それはすごく楽しかったですね。

もちろんアルバムとして大きく一つにまとまっているんですけど、一曲一曲は全部違うタイプというか、違う感触というか。

エンジニアさんにも言われたんですけど、私としてはすごく統一感があると思っていたのでびっくりしました(笑)。でも私が人のアルバムを聴く時も、色々な声色とか、色々なサウンドがあるものが聴きたいので、それでこういうふうになったのかもしれないですね。

例えば「チャイニーズガール」は、時代もサウンドも何の制約もなく、YUKIさんにしか出来ない曲に仕上がっている感じがします。

これは、アジア人の女の子二人組ユニットのデビュー曲というイメージです(笑)。若くておしゃれで、DJとかもやっちゃうような子達で、二人共着物を着ていて、80'sのメイクとかしている感じですね。この曲は最初、全然違う感じだったんですけど、歌っているうちに<チャイニーズガール>というフレーズが出てきて、ちゃんと踊れる曲になりましたね。これはライヴで生演奏すると絶対にかっこ良いと思います。

そして、「恋愛模様」では、ビッグバンドのジャズアレンジに挑戦していますね。

私の友人で、櫻子さんという70歳の方がいるんですけど。彼女の若い頃は、お父様が厳格な方で、家柄があるから結婚はお見合いでないといけなかったらしいんです。でも実は、恋に落ちて駆け落ちしたことがあるのよね、という話を聞かせてもらって、すごく素敵だなと思ったんです。その話を聞いた時に、いつか櫻子さんの歌を作りたいと思っていたんです。雨上がりを、若かりしころの櫻子さんが、かわいく傘を持ってスキップしているイメージですね。レコーディングはビッグバンドの方に来ていただいて演奏してもらったんですけど、もうすごく上手で感動しました。

「同じ手」という曲は、シンプルなアレンジなのですごく歌詞が届いてきて、安らぐというか、優しい手に包まれている感じがします。

これは温かいたくさんの手に支えられているイメージです。いなくなっていった大切な人達に自分は守られているなと思うことが、この曲になりました。今回のテーマは“手触り”なんです。温もりや人から出ているエネルギー、人から出ている温かい気持ちとか思いやりというのは年々感じられるようになってきています。

今のYUKIさんは本当にパワフルだと思うんですが、YUKIさんのそのパワーの源は何なんですか?

やりたいことが出来ないということが悔しいんです。だから、そのためにはどうすればいいか、頭と体を使うんです。かわいい服を着たい。だったら、その服を着るために痩せたり、その服を買うためにちゃんと仕事をしてお金を貯めたり。自分がこうなりたいと思うことに対して、どうしたら良いかということを考えて、実行するんです。例えばライヴでも、こういうステージで、ああいう衣装で、あんなこともやりたい、こんなこともやりたい、と思うと、色々と準備をしないといけない。でも、やりたいことが出来ないと悔しいから、頑張ってやろうと思えるんです。
YUKI
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