iLL INTERVIEW 砂原良徳とタッグを組んだ、ニュー・シングル『Deadly Lovely』
HOME MADE 家族の
「回るろくろの上、走る俺2009」
HOME MADE 家族が、陶芸の真髄(!?)をレクチャー! 最終回は、作品がいよいよ完成。完成披露ビデオコメントも公開!
DOESの
「死ぬまで飲み干せ」
DOESが“酒”とは何かを指南する! 最終回は、フィナーレを飾るに相応しい深いテーマ「“酒”とは?」
JAPAN-狂撃-SPECIALの
「行くぞ!おう!!!!!」
ナニワ代表・JAPAN-狂撃-SPECIALが、東京の名所を散策。最終回は、“浅草”巡りの後編をお届け!
ASIAN KUNG-FU GENERATIONの「NANO-MUGENへの道」 無事に【NANO-MUGEN FES. 2009】も終了。最終回は、本番のライヴレポートを掲載!
チャットモンチーの
「当て字でモノ申す!」
チャットモンチーがセンス溢れる“当て字”を披露。最終回は、自らのバンド名「チャットモンチー」を申す!

INTERVIEW DOMINO 全てを自分達から発信できるガールズ・グループ登場!

  2008年秋にリリースしたアルバム『ROCK ALBUM』から、2009年1月に『R.O.C.K.』、5月に『Kiss』という2枚のシングルを立て続けにリリースして来たiLLこと中村弘二(ナカコー)。そして、その『Kiss』から約2ヶ月という短いスパンでリリースされるニュー・シングル『Deadly Lovely』は、8月26日発売の最新アルバム『Force』からのパイロットシングルであり、SUPERCAR「YUMEGIWA LAST BOY」以来となる砂原良徳によるプロデュース。80’sライクなエレクトリックサウンドと、その空間に溶け込むようなナカコーの香り立つヴォーカルが印象的なポップナンバーだ。この「Deadly Lovely」は、日韓合作映画『ノーボーイズ、ノークライ』(妻夫木聡、ハ・ジョンウ主演 8月22日公開)の主題歌に起用されている。アルバム『Force』にはこのシングルとは違うバージョンで収録されるのでそちらも楽しみにして頂きたい。

 カップリングの3曲も、それぞれがダンスミュージックのフォーマットにありながらも違ったアプローチを聴かせてくれる。「Afro Machine」は、「Deadly Lovely」と同じく砂原良徳がプロデュースを手掛けたフューチャーファンクなナンバー。「Techno」は、ミニマルな4つ打ちビートに、シンプルながらも気持ちの良い上モノが絡むインスト。

   楽曲中盤のギターと電子音の絡みから、ビートが入って来るアレンジの高揚感が素晴らしい。性急なハイハットの刻みの上で記号のような歌詞が並ぶ「Boredom」。3曲の“歌モノ”で聴かせるナカコーのヴォーカルは、彼の“声”と電子音楽との相性の良さを再認識させてくれる。

 このシングルをまずは聴いて頂き、来るべきニュー・アルバム『Force』に期待を膨らませて欲しい。

購入はこちら
NEW SINGLE
『Deadly Lovely』
発売日:2009/07/29
KSCL-1421
価格:¥1,529 (税込)

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連載Vol.04 HOME MADE 家族の回るろくろの上、走る俺2009

HOME MADE 家族が、自らの身をもって陶芸の真髄(!?)を読者の皆様にお伝えする「回るろくろの上、走る俺2009」も、今回で遂に最終回。ろくろの扱いに悪戦苦闘していたメンバーですが、前回、MICROが一つ目の作品を完成させて、波に乗ってきたようで…。

MICRO(以下M):(完成品を眺めながら)ああ、今日、家帰って焼酎飲もう!
先生(以下先):今日は使えないですよ(笑)
一同:(笑)
:(2つ目の作品に取り掛かって)チョー楽しい。休みの日にみんなでまた来る? 教えてあげるから
:(U-ICHIの作品を見て)薄くなった。すごく薄くなった。カップとしてはちょっと小さいけど…完成だね。
U-ICHI(以下U):(微笑)
KURO(以下K):(2人が完成して少し焦って)先生、これどうですか?
:まだ厚い。それから、さっきもそうだったんだけど、水が中に溜まってる
:…。
(しばし、全員作業中…)
:口を少し締めてみました…出来た!
:おお、良いね、2個目完成だね
:(1つ目の作品と比べて)こっちのが薄いですか?
:2個目のが薄いし、高さもあるしから中身がいっぱい入るよ
:これね、楽しい! (2つ並べてみて)やっぱ2個目のが背も高い!
:でも、焼くと12%縮むので
:12%も!
:だから、1つ目のはそばちょこくらいの大きさになっちゃうかな
:えっ!
:俺は(焼くと小さくなるって)知ってた
:俺も知ってました
:じゃあ、俺も知ってました
一同:(笑)
:(そうこうするうちにKUROの作品も完成に近づき)先生、もうこの形で良いかなと
:じゃあ、ろくろから切り離しましょう
:ようやくです、ようやく。ようやく一個出来ました。これは疲れるな、なかなか。(作品を)すげー見ちゃうよね、ずっと。
:2個目はどうします?
:次は、お茶碗にします
:(U-ICHIの作品を見て)U-ICHI丸くなってきたじゃん!
:イメージ通り?
:ソースとか入れらるような器にしたいんだけど
:うん。完成だね。
(MICROはお皿、U-ICHIは背の高い入れ物、KUROはお茶碗に挑戦中)
:(KUROの作品見て)順調じゃないですか?
:ホントですか?
:じゃあ、もう広げちゃいましょう。お茶碗というより、牛丼屋のどんぶりぐらいの大きさになっちゃいますけど(笑)


:お茶いっぱい飲めそうだね
:残念ながら、どんぶりだよ!
:それで酒飲んだら、めちゃ酔っ払いそうだと思ったのに
一同:(笑)
:(自分の作品を見て)すごい、おいしそう。ああ、うれしいこれ
:良いんじゃないですか
:これで早くご飯食いたい。卵かけご飯とか。(1つ目の湯のみと合わせて)1人暮らしセット完成!
:(MICROの作品見て)あっ、良いんじゃない? じゃあ、皿の中心に渦つけてみようか。指を中心から外側に向かって動かすと渦がつくから
M:(今回、陶芸をやってみて)初めて、この(陶器についている)線が手でつけられてるって知りました
(MICROのお皿も完成し、あとはU-ICHIの背の高い入れ物のみに…)
:先生、もう上に伸ばせないないです
:じゃあ、この辺りで皆さん完成ということで。はい、じゃあ手を洗ってきてください!
三人:はい!
(完成品を前に)
:湯のみと茶碗で、色は、両方ともつやのある黒で
:カップと湯のみと長めの入れ物
:お皿とカップを2つ
:でわ、1ヵ月後、楽しみに待っててください

完成コメントはこちら


というわけで、無事に全員が作品を完成させることが出来ました! さらに、1ヵ月後、焼き上がり、自分たちの作品を手にした3人。喜びのコメント&完成品の出来栄えは、ビデオコメントで確認を! 今回の連載に協力してくださった東京都新宿区西新宿にある『COM陶芸教室』では、メンバーが行った電動ろくろを始め、さまざまな体験コースもあるので、気になった人は挑戦してみては? また、今回はU-ICHI使用のエプロンに、サインを入れてプレゼント。詳細はコチラ

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連 載VOl.04 DOESの死ぬまで飲み干せ

DOESが大人のたしなみ“酒”について、指南する「死ぬまで飲み干せ」。最終回となる今回は、自分達にとってそもそも“酒”とはどんな存在なのかという話をしてくれます。お店も連載の締めということで、福岡で結成した彼等になじみの深い“もつ鍋”を食べさせてくれる専門店をチョイス。フィナーレを飾る素敵な話を聞くことはできるでしょうか!?

ワタル(以下ワ):まずは、乾杯の音頭を。DOESの「死ぬまで飲み干せ」最終回、やっつけます!
一同:イエイ〜
:結局、飲んでるのは今日もビールです〜
ヤス(以下ヤ):今日は焼酎です。喜六(きろく)っていう芋焼酎の中でも癖がすごいあるやつ。(ケーサクに)それ何?
ケーサク(以下ケ):焼酎。残波って言うんだけど、美味いんだよ
:じゃあ、最終回の店紹介から行こうか
:最終回に相応しい“約束の地”。って初めて来たけど(笑)
:そうな、まあ“約束の地”やな
:福岡で結成して、出身としてるから、最後はね
:もつ鍋を食わしてくれる、恵比寿の『もつ義』さんです。見るからに美味しそう
:もつ鍋は、福岡に居たころはちょくちょく行ってたな
:でも、すごい安いところで一人500円くらいで食える。で、意外と美味い
:高くても1000円は越さない。東京はもつの空輸代とかで高いんだよ。俺、東京でもつ鍋食べるの初かも
:俺も
:俺も初、東京で食べたことない
:マジで!
(そんな間に鍋がやって来て…)
:ニラの置き方がちゃんとしてる。やべえ、これは美味そう
:わー、美味そう。てかさ、完璧に(福岡で食べる)普通のもつ鍋やん
:そうだね。センマイも入ってるしね
:(食べて)美味い!
:上品な味がします。誰でも食べ易い。じゃあ、店紹介も済んだところで、改めて今回のテーマ、「“酒”とは?」
:タバコとかと一緒で嗜好品には変わりないんやけど。人と話す時の潤滑油的な、上手く話せないことでも、酒飲んだら話せるようになるとか。家で一人で飲んだりもするんやけど、そうすると色々下らんこと考えて、暗くなるし。で、女の子に電話したくなる
:俺も昔、男二人で飲んでる時に、めっちゃ女の子呼びたくなって、携帯に入ってる番号にかけまくったことある(笑)
:結局、女の子の話になってるし。もっとさ、さらっと締めてくんない、さらっとさ。じゃあ、もうヤスは締まらんけんいいよ、ぐだぐだで。で、ケーサクは?
:俺は「楽しむために一番必要な飲み物です」
:結構良いな。的を得てる
:良いでしょう
:ヤスとは違うな
:ええやん。個人の考えでしょう! 悪かろうが良かろうがええやろ
一同:(笑)


:確かに、酒飲んで楽しくない時もあるし、最終的に今日の酒楽しくなかったなって時もあるんだけど、それって酒の場だから、そんなに濃い話にはなってないし、次の日には持ち越さない。そうゆうところも好き。まあ、楽しい酒のことのが圧倒的に多いし
:じゃあ、最後、締めね。まあ、大体、二人が言ったことと同じだから、一句!
:おう! 良いね
:きたー
:「アルコホル 浮世とつなぐ NEXT DOOR」
一同:(笑)
:色々曲作ったりしてる時って、脳みそが浮世離れした感じになっちゃうんだわ。でも、酒飲んでくだらない話とかすると、素に戻れる。帰って来られる。馬鹿のまんまで良いみたいな。そこで、「コンコンコン」と“GIRL NEXT DOOR”!
一同:(爆笑)
:それ出したかっただけでしょう!
:NEXT DOOR開けると、GIRLいるかもしれない(笑)。これ行ける?
:(笑)行けるよ
:(気を取り直して)そうですね。今、酒と夜と浮世離れっていうのを歌ってる曲を作ってるんですけど、お酒を飲んでる夜の感じも、浮世だけど浮世離れたいからそうゆう夜の光を求める虫のように集まってさ。で、また巣に戻っていく。(酒とは)その止まり木みたいなものかな…。
:さすが、ワタル君ちゃんと締めてくれる(笑)
:俺が本気出したらこんなもんよ(笑)


最終回は、さすがに九州男児らしく、しっかりキメて頂きました(笑)。ツアーも無事終わり、この夏は制作活動に専念するというDOESの皆さん。この連載が活かされた!?曲が出来る日も近い?
今回の会場となった「もつ義」さんは、東京・恵比寿にあり、本格焼酎と共にもつ鍋と博多の味をご堪能頂けます。メンバーは、もつ鍋以外にも“博多餃子”や“もつ義とじ”など絶品料理の数々に大興奮していました。是非、コチラでチェックしてみて!


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連載03 JAPAN-狂撃-SPECIALの行くぞ!おう!!!!!

生粋の“ナニワ”男児であるJAPAN-狂撃-SPECIALが、“ナニワ”目線で東京の名所を巡る「行くぞ!おう!!!」。最終回は浅草散策の後編をお届けします。老舗の天ぷら屋『葵進丸』さんで、至福のひと時を過ごしたメンバー。お腹も満たされ、「いざ、浅草寺へ!」と意気込んだのですが、あまりの天ぷらの美味しさに『葵進丸』さんに長居し過ぎていたことが発覚! わずか数分で浅草寺参りを済ませないと次の仕事に間に合わないと分かり、駆け足で雷門へ行き、記念撮影を済ませたところまでは前回お伝えしましたが・・・。

 記念撮影後、仲見世を通って浅草寺本堂に向かおうとしたのですが、訪れた日が休日とあって、観光客でごった返しています。さらに、メンバーの姿に地方から来ている修学旅行生を始め、海外からの観光客などがすぐに食いついてきて、「1回500円でいいわ」とよーかいが冗談を飛ばすくらい、写真攻めに・・・。そんなわけで、やむなく裏通りを通って浅草寺を目指します。が、そこは自由奔放が売り(!?)のクルウの4人、裏道であろうと彼らの好奇心止まることはなく、すぐに目新しいものを見つけては、寄り道。「1人いなくなって探しに行くと、その間に別の1人がいなくなってる」とスタッフが嘆くように、なかなか先へ進めません(苦笑)。

 そんなわけで、さらにお参りに使える時間が少なくなったところでようやく本堂付近に到着。とにもかくにも、宝蔵門で写真撮影し、すぐに、本堂に向かいます。すると、その途中で帝釈天にもあったお線香の煙が出ている場所があり、それを見つけたよーかいが、「あかん、これ頭が良くなる煙や! 俺らの商売のじゃましようとしてる、危ない!」と叫び、キワメミチJUNZφと昭和過激がその煙を浴びようとしていると「そんなんしたらアカンで、かしこなったらどうするんや!」と止め、ラン坊も「おまんまの食い上げやで、かしこなったら仕事できんようになんで」と普通では考えられない会話が繰り広げられます(笑)。

 続いて、本堂でお参りする際も、「なんぼ入ってるんやろ」(JUNZφ)と巨大な賽銭箱に興味を示したかと思うと、「もしかして銭入れたん?」(よーかい)、「いや、タダで(祈った)」(ラン坊)、「タダの奴のがかわいそう思うやろ、神さん」(昭和過激)というやり取りを・・・。神様だろうが、何だろうがクルウにはかないません。とはいえ、昭和過激は1000円払って立派なお守りを買ってましたけど(笑)。

 というわけで、何とか目的は達成! 帰りはせっかく浅草まで来たんだから仲見世を少しは見たいと、小走りで観光客の間を駆け抜けながら見学し、(やっぱりちょっと寄り道はしましたが・・・)帰路につきました。「浅草は、JAPAN-狂撃-SPECIALのお気に入りの場所」とよーかいも言っていたように、短い時間ながらも浅草巡りを楽しんでいた4人。連載はこれで最終回となってしまいましたが、またどこかでクルウの珍道中(笑)をお伝え出来ればと思っています! 乞うご期待!!

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連  載Vol.04 ASIAN KUNG-FU GENERATION のNANO-MUGENへの道

【NANO-MUGEN FES. 2009】の全出演アーティストをメンバーが紹介する「NANO-MUGENへの道」。最終回となる今回は、スペシャルバージョンとして、【NANO-MUGEN FES. 2009】、当日のレポートをお届けします! アーティストのブッキングに始まり、会場に出店する飲食店のセレクトに至るまで、メンバーが隅々まで自らの意向を反映させたフェスは一体どんなものだったのか? 開催直前でのMANIC STREET PREACHERSの出演キャンセルというアクシデントがあったものの、大成功に終わった【NANO-MUGEN FES. 2009】。後藤(Vo/G)も「これからも【NANO-MUGEN FES.】続けます!」と宣言していただけに、見に行った人はもちろん、今年、残念ながら見に行くことが出来なかったという人も、是非、チェックしてみて下さい。

(撮影/TEPPEI、中河原理英)

 垣根なく純粋に“良い音楽”を楽しめる空間を作りたい、より多くの人達が“良い音楽”と出会えるきっかけになりたい――主宰者ASIAN KUNG-FU GENERATIONの揺るぎない意志に貫かれ、今やジャンルを問わず、洋楽/邦楽の区別や世代・キャリアの隔てもなく、傑出した音楽が集まる場として広く認知されるまでに成長を遂げた【NANO-MUGEN FES.】。

 通算8回目、また会場を神奈川県・横浜アリーナに定めてからは4回目を迎え、7月19日(日)、20日(月・祝)の2日間に渡って開催された今年の【NANO-MUGEN FES. 2009】は、直前にMANIC STREET PREACHERSの出演がメンバーの体調不良により急遽キャンセルとなるアクシデントに見舞われた。目玉となるべきアーティストの不在はフェスにとっても、誰より彼等の出演を喜び、楽しみにしていたアジカンにとっても大きな打撃だっただろう。しかし彼等の対応は迅速かつ誠実なもので、通例なら行なわれないはずのチケット払い戻しを即座に決め、また開催当日は両日ともステージに立って自らの言葉で観客に経緯を語り、さらにはMANICSサイドから直接借りた本国イギリスでのライヴ映像を「やっぱりMANICSを知って欲しいし好きになって欲しいから」とステージ転換中に上映もした。全てが冒頭に記した意志に直結している。そして観客達も彼等の意志を受け取るようにして3曲程のライヴ映像に魅入り、映像が終わるとごく自然に拍手が起きた。そうした一連の流れ、その美しい光景に【NANO-MUGEN FES.】がこれまでに培ってきた体力と、この先にはらむ新たな可能性を垣間見る想いがした。

 語弊はあるかもしれないがASIAN KUNG-FU GENERATIONは決してカリスマティックなバンドではないと思う。彼等自身もむしろ一介のロック・バンド、いやもっと言えば一介のロック・ファンであろうと意図して志しているような気さえする。その感覚はフェスの規模が大きくなればなる程に、完成度が高まれば高まる程に、彼等への畏敬(いけい)の念と共に益々強くなる。音楽を自分達の名で独占し押し付けるのではなく、偏狭な世界から解き放ち、自由に共有し合おうと、次々扉を開いていく。聴き手と同じ目の高さで、フラットな嗅覚で、自分を心底揺り動かす音楽との出会いを希求し、アンテナを張りめぐらせている。何よりただ音楽が好きだという愚直なまでの姿勢が、音楽リスナーのみならず、今回の出演アーティスト陣含め、多くのアーティスト達に共感されるのだ、きっと。

 初出演となったOGRE YOU ASSHOLE、ボーカルの出戸はMCで「自分の好きなバンドを海外や国内から呼んでフェスをやるってバンドにとって一つの夢だと思うんです。そういう夢に乗っかることが出来て嬉しいです」と言った。「音楽への信念を持って闘ってきた仲間達と今日ここに立てることを誇りに思います」、アジカンの盟友であり【NANO-MUGEN FES.】最多出演(8回中6回!)を誇り、今回、初のヘッドライナーを務めたストレイテナーのホリエアツシはそんな胸の内を朗々とオーディエンスに告げた。話は逸れるが、アジカン以外のバンドが大トリを飾るのもストレイテナーが初めてだ。小さなトライではあるが、よりフェスらしいフェスにしていきたいという意欲の表れだろう。“良い音楽”が大前提に根付けば主宰者がトリをとる縛りも必要なくなるはずだ。【NANO-MUGEN FES.】が目指す次なる進化の片鱗はこうしたところにも見てとれた。

 そして後藤正文の言葉。
「さっきMANICSのライヴビデオが終わった時、拍手してくれた人もいて。それ、横から見てて良いなとか思っちゃって。だから(出演キャンセルは)残念は残念だけど…そういうフェスにしたかったんだよなって。僕は感動してます。ありがとう」

 今年の豪華な顔ぶれを見返すにつけ、【NANO-MUGEN FES.】は一つ到達点に辿り着いたかのようにも思えるし、一方でこれが出発点なのだという気もする。おそらく、まだまだ未知なる進化がこの先に控えているに違いない。アジア諸国などの音楽にも出会いたいし、もっとドラスティックなジャンル越えがあっても良い。もちろん受け身で待つだけではなく、こちらも聴き手としての耳を鍛え、新しい世界の扉をどんどん開いていかねば。そんなふうに背中を押してくれる2日間だったとも思う。2日目の最後にスクリーンに浮かんだ“SEE YOU!”の文字を心に刻んで次の来たる日を待ちたい。その時は是非、あなたも。

(取材・文/本間夕子)


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連 載 Vol.04チャットモンチーの当て字でモノ申す

チャットモンチーが当て字を使って、言葉に新たな命を吹き込みます。

最終回のテーマは自らのバンド名「チャットモンチー」を申す!

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編集後記

夏休みいかがお過ごしですか??
学生の皆さんは宿題を早めに終わらせましたか??

前回も書いた通り、キューンのアーティストは夏フェスにたくさん出るので、早く終わらせてライヴを見に行きましょう!

今回で、HOMEMADE家族・DOES・JAPAN-狂撃-SPECIAL・ASIAN KUNG-FU GENERATION・チャットモンチーの連載は終了となり、次回から、シド・FLOW・iLL・ユニコーンの連載が始まります!

シドは「恋のシドダイアル」、FLOWは「FLOW世界一への挑戦」と、タイトルだけ見ても興味をそそられるものになっています!

次回もお楽しみに☆


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NEW RELEASE!


真心ブラザーズ NEW ALBUM
『タンデムダンディ 20』
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LIVE INFOMATION

2009/07/31(金)

奥田民生、チャットモンチー、
プリングミン、Rhymester、RYUKYUDISKO
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009】
茨城県・国営ひたち海浜公園
開場:8:00 開演:10:30
詳細はコチラ
2009/08/01(土) PUSHIM
【HIGHEST MOUNTAIN 2009】
大阪府・舞洲野外特設会場
開場:12:00 開演:14:00
詳細はコチラ
2009/08/02(日) NICO Touches the Walls、
真心ブラザーズ、POLYSICS、
パフィー、ユニコーン、グループ魂
【ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2009】
茨城県・国営ひたち海浜公園
開場:8:00 開演:10:30
詳細はコチラ
2009/08/05(水) 砂原良徳
【LIQUID ROOM 5th ANNIVERSARY】
東京都・恵比寿リキッドルーム
開場:17:30 開演:18:30
詳細はコチラ
2009/08/09(日) 砂原良徳
【WORLDHAPPINESS2009】
東京都・:夢の島公園陸上競技場
開場:12:00 開演:13:00
詳細はコチラ
2009/08/09(日) ユニコーン、Rhymester、
Puffy AmiYumi
【SUMMER SONIC 2009】
千葉県・幕張メッセ
開場:9:30 開演:11:30
詳細はコチラ
2009/08/12(水) シド
【SID TOUR 2009 hikari】
千葉県・千葉県文化会館
開場:18:00 開演:19:00
詳細はコチラ