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ドラマ『ブラッディ・マンデイ』(08年 TBS系)から数えるともう3回目のタッグになりますね。振り返って初対面の時のお互いの印象を教えて頂けますか? 「あ、flumpoolさんだ!」と思いました(笑)。 僕はテレビで観るよりも男らしさを感じましたね。 男らしいってなかなか言われないんですよ。どっちかっていうと、優しそうだとか女性寄りのことを言われるので。だからすごく嬉しいです。 三浦さんはflumpoolの「君に届け」を聴いてどう感じましたか?
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メロディラインを聴いてサビのところで走り出したくなるような歌だなって。そして爽やかな、すごく良い曲作ってくれて、感謝しなきゃって思いました。TVCMで流れているのを聴いたらきっと映画を観たくなる…そういう勢いのある感じだったんですよね。映画のエンディングであの曲が掛かることでしんみり終わるんじゃなく、映画が始まった時の爽やかさが最後まで続くから、僕は「ああ、なんか良いなぁ」と思いました。 皆さんは映画を観て、三浦さんのお芝居からどんな印象を受けましたか? 爽やかでしたね! 「等身大だな」と思いました。 いや、そんなことないです(笑)。
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『ブラッディ・マンデイ』の高木藤丸役の時は、すっごい演技派だなと思っていて。泣くシーンとかも引き込まれる表情だったし、息をするのも忘れて観てました(笑)。今回はそういうのではなくて、笑うシーンも真面目に話すシーンも何かその場に自分もいるような気がするほど自然で、映画を観ている気がしなかったぐらいです。 ありがとうございます。昨年は“地球ゴージャス”の舞台(『星の大地に降る涙』)でサムライの役をやりまして、その後『サムライ・ハイスクール』(日本テレビ系)という連ドラでもサムライをやりましたし、それから『ブラッディ・マンデイ』で、ずっと切羽詰まった感じの役しかやってなかったんですよ。何かが起こったらそっちに向かって思いっきり顔を振ったりする芝居が大半だったので、「風早!」って呼ばれて振り向くスピードが最初は尋常じゃないスピードだったんですよね(笑)。いつも身構えていたみたいで、力が入った芝居がしみついてたんでしょうね。なので今回はまず身体の力を抜くことから始めて。だから逆に静かな芝居をする難しさがありましたし、勉強になりました。
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真面目な話、僕は春馬くんの色んな作品を観ていて、ほんとに純粋に色んな人物を表現しててすごいなと思っているんです。今回は等身大の春馬くんのような気もしたし、良い意味で難しい捉え方をしたり構えて観たりするようなところが全然なく、素直に観られて面白かったです。 春馬くんにはほんとはもっとダークな部分があるのかもしれないんですけど、(風早役が)ピッタリだなと思いました。原作のマンガを先に読んで、ある程度イメージを持って観に行ってもすんなり入ってきましたね。お客さんが観てもそうなんじゃないでしょうか。 風早くんには憧れましたね。こんな学生時代を送りたかったなと。いやあ、でもね…何て言うんですか? すごいですよ、春馬くんは!
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(笑)。 三浦さんご本人としては、特に印象に残っているシーンはどこですか? 爽子が校庭で石ころを蹴ってる時に風早がサッカーボールを目の前に転がして、そこから一緒に蹴り合うシーンがあるんです。そこで風早が爽子を励ましたりするんですけど、自分的にはすごく良いシーンになったんじゃないかなと思います。 「ボールは、“相手に届け”と思わないと届かない」っていうようなセリフ、あったよね? ちょっと確信が持てないけど…。 あ、でもそんな感じです。
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ああいうとこ好きです。 ありがとうございます。 隆太さんは、3回ぐらい泣きそうになるシーンがあったとか? あったんですよ、3回。メンバーにも訊いたら、皆3回ぐらい泣いたって言ってました。 本当ですか? 嬉しい! 3回泣くシーンがあります。 3回って決めつけんな!(笑)。 ま、もっとあるだろうな(笑)。 個人的に「ここ、来たんじゃないかな?」って思うのは、爽子がトイレで友情のために必死に頑張ってちょっと泣き泣きながらも友達をかばうというシーンです。あそこは原作でも好きで、映像でも良かったなと思いましたね。