L'Arc〜en〜Ciel インタビュー
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INTERVIEW
エキサイト まず、「X X X」のデモを聞いたときの印象から教えて下さい。
hyde スゴい曲作ってきたなって感じでした。
エキサイト 「X X X」のリズムに関してはどうですか?
hyde

hyde君がデモを持ってきた段階で、かなり出来上がってたんですよね。あとは「どういうリクエストがくるのかな?」って感じでした。

エキサイト 実際、レコーディングもスムーズでした?
hyde

そうですね。4回叩いて、OKが出たので。…最近、テイクが減ってるんですよね。

エキサイト

意識的に減らしてるんですか?

hyde

減らそうと思ってるわけではないんだけど、以前に比べたら、減ってますよね。たぶん、デモの段階でみんなが入れてきてるドラム パターンがかなり出来上がってるからかな? あんまり考えなくもいいっていうか(笑)。もちろん、ちゃんと考えてやってますけど。

エキサイト キックの位置とかスネアの抜き方とか、今回も非常に緻密なリズム アレンジですよね。
hyde hyde君と話しながら決めていった感じですね。hyde君が持ってきたデモはキックのパターンが全部同じだったから、「ちょっと変えたい」っていうことだったので。アレンジのイメージも聞いたし、いろんなリクエストもありましたからね。「それはやらなくていい」とか、「それはもっとやって」とか。
エキサイト やりとりを重ねながらジャッジしていったということですね。
hyde そうですね。「そこは盛り上げて」だったり、「そこにフィル入れて」とか、結構、細かくやりとして。で、4回目で決まったっていう感じだったのかな。サビのパートにしても、「ちゃんとアクセントがあるんだよ」ってことを言われたり。hyde君に言われるまでは、そんなふうに思ってなかったっていうのもありましたね。サビのところはね、かなりロックなんですよ。王道のロック シンコペーションというか。
エキサイト 全体的には16ビートのノリなんだけど、サビはしっかり8ビートですよね。
hyde だから、そこまで(16ビートには)行かないってことじゃないですか。ロックなんですよ、やっぱり。そういうところは感じましたね、レコーディングをやってて。
エキサイト 音色についてはどうですか?
hyde

hyde君が元々持ってたイメージが基になってるんですよね。「タイトにしたい」っていうのがあったから、それに近づけるように。

エキサイト この曲は、L’Arc〜en〜Cielにとってはかなり新しいテイストの楽曲だと思うんですが、すぐに曲全体の仕上がりをイメージできました?
hyde

そうですね。最初の段階では、どれくらいデモの音を残すのかわからなかったですけど、「ブラッシュ アップしていけば、もっと良くなろうだろうな」と思ってました。今回の曲に関しては、hyde君のこだわりがすごかったんですよね。さっきも言ったみたいに、デモの段階でかなりイメージが出来上がってたんで。でも、デモからいろんなものが差し替わって…ドラムが生になったり、シンセで入れてたストリングスも生にしたり、hyde君の中でちょっと印象が変わってきたんじゃないかなって。そのイメージを再構築するために、すごくこだわってたような気がしますね。

エキサイト アレンジや構成の部分ですか?
hyde というより、音色かな。プリプロの段階で構成も変わってるし、そのときに必要な音が抜けてたり、要らない音が入ったままになってたり。そうなるともう、hyde君じゃないとわからないから。ミックスを何回かやり直して完成したんですよ。
エキサイト 例えば楽曲の構成も個性的ですよね。冒頭の<Step into fascination>のメロディがリフ的に随所に挿入されつつ、サビの<Feel 愛しい ほどに>も強烈で。どちらもサビと言っておかしくないような。
hyde hyde君の曲って、僕はどこでもサビに聴こえるんですよ。特に最近の曲はそういう印象なんですよね。今回の曲も、普通に考えれば<Feel〜>のところがサビなんだろうけど、頭のメロディがサビと捉えることもできるし。もちろん「ここがサビです」っていうのがあって然るべきなんだろうけど、僕個人としては「どこがサビでもいいんじゃないかな」って思ってて。それはもう、聴く人が判断すればいいんじゃないかな。
エキサイト では、カップリングの「I'm so happy -L'Acoustic version-」について。これも新しい試みですが、レコーディングはどうでしたか?
hyde

これはhyde君がプロデュースしてるんですけど、当日までどうなるか全然わからなかったんですよ。「デモとかが上がってくるのかな?」って思ってたんだけど、それもなくて。「ブラシとかも用意しておいて」とは言われてたんですけどね。で、結局、レコーディングの当日になって、「こんな感じで」っていう(笑)。エレピと仮歌が既にあって、そこにドラムをつけよう、っていう感じでしたね。

エキサイト セッションっぽいですね、雰囲気としては。
hyde エレピと仮歌を聴きながら、普通に“2、4”のアクセントで叩いてたら「それだと原曲とイメージが変わらないから、もっと違う感じで」って言われて(笑)。で、少しズラしながら叩いて、「今のいいね」みたいな話をして組み立てていったのかな。それをメインにしながら、少しずつ展開させた感じですね。
エキサイト この曲は、ドラムの音色もデッドですし、使用しているタイコやシンバルの点数も少ないと思うのですが、レコーディングで使用したドラムセットは?
hyde いつもと同じです、今回は。バスドラ、スネア、ライド。ライドを使うっていうのも、hyde君のリクエストなんですけどね。あと、タムも少し使ってますね。
エキサイト 普通のスティックではなく、ブラシを使っているのも新鮮でした。
hyde ブラシ奏法をやってるわけではなくて、あくまでもスティックの代わりに使ってるだけですけどね。
エキサイト “L’Acoustic version”は今後も続くそうですが、アコースティック バージョンでやってみたい曲はありますか?
hyde 今はまだ考えてないですけど、これも順番でやっていくことになると思うので。僕の番が来たら、ちゃんと考えます(笑)。
hyde
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