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インタビュー NIKIIE
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NIKIIE 「この苦しい気持ちは、報われることはあるのかな?」みたいなことを歌った暗い曲でした。当時、進路希望を訊かれても、「私は何になりたいのかな?」って悩んでいたので、そういう将来に対しての漠然とした不安感とかを書いていました。
エキサイト ミュージシャンになる、という願望はまだなかったんですか?
NIKIIE なかったですね。当時は法学部に行って法律を勉強しようかな?とか、日々変わってたんですよね。大人の方が助言をしてくれるたびに、「あ、そうかもしれない」って思うんだけど、やっぱり違うかも……と思う繰り返しで、日々「自分は何をしたいのだろう?」って思いながら過ごしていました。
エキサイト ソロになる前は、バンドも組んでいたんですよね?
NIKIIE はい。他校に、ベースとドラムをやっていてまだバンドを組んでいない子たちがいたんですけど、とりあえずスタジオ入ろうよ、と誘われて、行ったらもうバンドを組むことになっていて(笑)。3ピースで始動したんですけど、やっていくうちに思い通りにいかないなぁ……と感じ始め、やっぱりソロで、自分でやれることを精いっぱいやってみたいと思ってしまって、バンドをやめ、17歳でソロになりました。
エキサイト そこからデビューに向けては、どんな流れがあったんですか?
NIKIIE 高校3年生の夏休みに、受験勉強もあるし「これで最後にしよう」と決めていたライヴをしてみて、自分は「自分の歌詞で、自分の曲で歌う」ということがやりたいんだ、とはっきりわかったんです。それで大学へ行くと言っていたのを撤回して、両親を説得して、高校卒業して上京して。ずっとアルバイトしながら新宿MARZを中心にライヴ活動を数年続けていました。
エキサイト 1月のライヴでも、MCで「ここはホームだ」と話していましたよね。
NIKIIE
NIKIIE MARZは、私がお金がないのを知ってくれていて、ノルマがなくてもいい日に呼んでくれてライヴをさせてくれたり。とにかく頑張って続けていたんですけど、2009年の末に、もう音楽をやめようかな、と思ってしまって。友達のライヴを観に行って、ふと、「私はステージに立つべき人じゃないのかも……」って思ってしまったんです。「今が辞め時なのかな?」と感じて家に帰ったら、すごく涙が出てきて……。いっぱい泣いて、でもその後に、「私は、諦められるほど一生懸命やったのかな?」とも思い始めて。そして、同じように上京して役者を目指す友達に想いを打ち明けたら、実はその子も同じように悩んで、泣きだして……。その姿を見た時、この子は「もうダメだ」と言いながらも、本当は諦めたくないんだな、って思ったんですね。諦めたくないから涙が出るんだって。それで、同じ状況にいる私も実は諦めたくないんだ、と改めてわかって。その気持ちを書いたのが、デビュー・シングルの「春夏秋冬」だったんですよ。それで、ライヴハウスで最初に「春夏秋冬」を披露した時に、今のレコード会社の方が観に来てくださっていて、そこからデビューの話が進み始めたので、なんか、すごいなって。力んでる時はうまくいかなかったけど、一度立ち止まって、「もう一歩進もう」と決めた時にそういう話をもらえて。しかも、自分が「原点だ」と思えた「春夏秋冬」でデビュー出来たというのは、すごく意味があったと思っています。
エキサイト 全力で頑張っていたからこそ、巡ってきたチャンスだったんでしょうね。「HIDE&SEEK」も、再出発する決断を応援する、という気持ちが込められている、と感じました。この曲はどんな状況で生まれたんですか?
NIKIIE 「春夏秋冬」も“悩んだ末の答え”の歌だったんですけど、「HIDE&SEEK」も“答えに辿り着いた歌”なんです。2年前に作った曲なんですけど、その当時、大切に思っている人がいたんです。でも、お互いの向かうべき道が違うなと気付いていて。相手は相手の行くべき道があるし、私は私で行かなきゃいけない道がある。寄り添うことは簡単なんだけど、本当にそれが「大切にする」っていうことなのかな?って考えて、最終的にお互いが別の道を選んで……。さよならするという選択をすること自体も優しさなんだ、大切にするってことなんだ、って思って書いた曲なんです。でも、その後いろんな場面で、いろんな想いで歌ってきたので、自分の中ではもう、一概に恋愛に関する歌じゃなくなってきていて、いろんな場面で一緒にスタートを切ってきた歌だな、と思っています。
エキサイト <鬼さんこちら手の鳴る方へ>という歌詞も印象的ですが、HIDE&SEEK(かくれんぼ)をモチーフにしようと思ったのはどうしてなんですか?
NIKIIE 「大切にしてるからこそ見えないもの」があるなって、当時思っていたんですね。相手の行くべき道をわかっていながらも、「寄り添っていたい」と思ってしまう、とか。大事なものを大事にする上で、見えるものと見えないものがあるな、って感じたので、そういうタイトルを付けました。
エキサイト なるほど。「環境のせいにしたくない」とか「自分で責任を持って決断したい」という姿勢も歌詞から強く伝わってきますが、このスタンスは一貫していますよね?
NIKIIE そうですね。実は中学時代に、環境のせいにして学校を休みがちになって、ひきこもっていた時期があったんですよ。たしかにデリケートな問題もいろいろあったんですけど、「××のせいで」と誰かのせいにしていると、後々同じことを繰り返して、また同じように逃げちゃったりするんですよね。自分でそのことに気付いて、すごく後悔したので、「何かのせいにしちゃダメだ」って強く思うようになっているかもしれないですね。
NIKIIE
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