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「supernova」 「supernova」 藤原基央
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藤原 藤原:自分が上手いことを言ってるってこともちゃんと自覚して欲しいけどさ。だから、たとえばハネものが叩けなかったが叩けるようになった。それで「バイバイサンキュー」って曲ができたんですよ。それと同じような感じで、『ユグドラシル』の楽曲はリズム・セクションがものを言ってる部分が凄く大きいですけど、リズム・セクションにものを言わせるような曲の作り方を「ジュピター」の頃はできなかったわけですよ。それができるようになった、そして鹿っぺにそういう評価をもらえるようになったということは、僕から見たらもの凄い進化だと思ったし、升くんの音っていうのはそうふうに評価する人がいて当たり前の音になったと思うんですよね。という補足を付けたいと思いました。というか、付けたくてしょうがなかった(笑)。
Excite どうして升はそうなったんですか?
藤原 藤原:練習したからです、ものすっごい練習したからです。まぁ昔から頑張ってたとかさっき言ってたけど、俺は忘れられない一言があって。「LIVING DEAD」か「FLAME VEIN」の時に……これは時効だから言っとくわ。
升 升:(笑)。
藤原 藤原:ギターをオーヴァーダブしてて、「今のところもう一回!」「いいよ、大丈夫だよ、弾けてるよ」「いやいや、もう一回もう一回」とかやって弾かせてもらってたんですよ。で、全部終わって「はぁ〜疲れた」ってなって、仮ミックスしてる時に、誰かと升くんが会話してて。「今回のリズムはどうでしたか? 難しかったですか?」って聞かれた升くんが「いや、まぁ難しかったけど70点取ったらいいほうだから」って言ってるのが聞こえて、「ええっ!?」って思ったんです。
Excite (笑)。
藤原 藤原:でも今は100点じゃなきゃ許せなくなってるんです。それは全然違うことじゃないですか。そういう、ドラムそのものに対する姿勢が変わったんだと僕は思いますけどね。升くんはドラマーとしてどんどんどんどん新しい境地に向かってるって僕は思いますけど。だってそれによって書ける曲が増えたっていうのは、こっちとしてはありがたい話ですし。わかりやすく言うと「プラネタリウム」にスネアを巧みに使ったフレーズがあるんですけど、そのフレーズを大昔に発注したことがあるんです。大昔っていうか『ユグドラシル』の時です、「fire sign」って曲で発注したんですけど、その時はモノにできなかったんです。で、「プラネタリウム」の時はそれをモノにしたんです。でも升くんはそれに気づいてなかったという。びっくりした。
Excite 気づいてるよなぁ?(笑)。
升 升:気づいてないっていうか、あえて見てないんです。そういうふうにまだ成長を認めたくないと言うか、後ろ側を見たくないんすよ。「これができなかったけど、今できた」じゃなくて、「今これができたけど、まだこれができない」っていうほうに目が向いてるんだと思います。
藤原 藤原:こういう姿勢の持ち主だからこそ、僕が今言ったみたいな飛躍的な進化があるんじゃねえかなって気もしますね。
升 升:だから「成長しましたね」って言われて「いやぁ、実は前にできなかったのにできるようになったんですよ〜!」って言っちゃうと、たぶん気持ちよくなっちゃうんですよ。で、たぶんそこで嬉しくなって満足しちゃうタイプの人間なんですよ、僕は。それはまだまだっすね。
藤原 藤原:まぁ……胸張れよ。
升 升:嬉しいねぇ。
直井 直井:満足しちゃった(笑)。
藤原 藤原:だから「カルマ」は昔の升くんが叩いていた、でも昔の升くんには絶対に叩けなかったビートだと思います。
升 升:ということなんだけど、でも俺の気持ちもわかったでしょ?
藤原 藤原:でも俺の気持ちもわかったでしょ?
升 升:だから「すげぇ嬉しい」って言ってんじゃん。
藤原 藤原:お前がそんな受け身でいいんだったら俺はどんどん言ってくよ。
直井 直井:だからツンケンツンケンした言い方すんなよ。
藤原 藤原:俺と升が喋ってる話だろ、お前関係ねーじゃん。
直井 直井:へーい、だから好きだって言えばいいじゃん。
BUMP 4人:………………(笑)。
藤原 藤原:全国のこれからバンドをやろうかなと思っている15、16歳くらいの男の子、女の子達は、まずこういうドラマー探してください。一生ものだと思うから。
増川 増川:だから一般的な難しさとは違うんですよね。だからどうだっていうのも特にないんですけど(笑)。
   
Excite (笑)では最後に増川。「カルマ」はとてもへヴィーなテーマですよね。しかも生きて行くにつれてどんどん深くなって行くようなテーマで。それをバンドみんなで楽曲にして行くんだっていうのは、やっぱり力が入る瞬間だったりしたんですか?
増川 増川:でも、そのテーマが重いなっていうのは…………さっき言葉のマイナス・イメージみたいな話がありましたけど、「カルマ」って言葉で言えば、俺はこの曲を聴く前のほうがマイナスのイメージが強かったのかなって。やっぱ「業」っていうとマイナスのイメージのほうが強いし。でも俺の中で「カルマ」っていうのがこの曲になってからは、そういうイメージはないですね。もうこの曲がカルマなんだから(笑)。もうあのフレーズが、この歌詞が歌が、それが「カルマ」っていう……そういう感じですね。
Excite 今日話を聞いていて思ったんですけど、テーマが重くなっているということよりも、やっぱりどんどん本質に近づいていると思うし、メンバーもみんなこのバンドで続けて行く中でどこか研ぎ澄まされて行ってると思うんですよね。増川も、去年のツアーを見ていても、お客さんと向かい合う姿勢という部分に関して、自分の中で挑戦していた気がしたし、ギターを弾くということ、バンドとして進化して行くということにおいて、自分の中に課したいテーマや理想像みたいなものが生まれてきているんじゃないかと思うんですけど。
増川 増川:うーん、確かに…………変わったっていうか、繋がる度合いが深くなった気がする。曲に対してもそうだし、お客さんに対してもそうだし。そうしたほうが快感が大きいから自然とそうなって行ったんですけど。だからそういう部分で考え直そうっていうことは特になかったんですよね。意識したことと言えば、もう少し単純に、曲を届けることだけに専念するっていうことだけですね。プレイ的に言えば、ただ鳴らすだけじゃなくて、“曲の音”を、“みんなの音”を鳴らすっていうか。そういうことに意識が行ったからなのかもしれないですね。
Excite このバンドでギターを弾くということは、とても難しいことだと思うんですね。それはなぜかと言うと、ソングライターが世の中のブームと付き合って曲を書くということをしない人だから(笑)、とてもいろんな曲を作ってくるし、頭の中の宇宙が答えのないまま“いい音楽”となって降りてくる。そういう意味で、ギターバンドでありながらとてもいろんな世界を求められる――だからバンプ・オブ・チキンでギターを弾くことは非常に難しいと思うんです。そう言われて、何か答えられることはありますか?
増川 増川:難しいっていうのは……それはどうなんですかね、バンドやっててその曲と深く繋がろうとすれば、どんどん難しくなって行くんじゃないかなと思いますね。たとえば難しい曲っていうだけで探したら世の中にはいっぱいあると思うんですけど、でもそれよりも難しいと思うんですよ。バンプ・オブ・チキンはその曲をちゃんと届けようとして弾くから。それは単純にテクニック的なことで難しい曲を弾くのとは違うじゃないですか。
Excite そうですね。
増川 増川:だから一般的な難しさとは違うんですよね。だからどうだっていうのも特にないんですけど(笑)。
Excite わかりました。今いろんなお話を聞いて思ったんですけど……やっぱりカルマの深いバンドですね(笑)。
藤原 藤原:そうですよね(笑)。そういうのはひしひしと感じてもらえたと思いますね。
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