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総力特集 Vol.8 いきものがかり TOP
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音楽的価値観
吉岡聖恵 01 02 水野良樹 01 02 山下穂尊 01 02
高校生になった頃、ゆずさんが登場したんです。路上ライヴがドンっとメジャーなものになったときに、ああいうものをやってみたいなっていうのを段々考えるようになっていったんですよね。当時は本当にブームでしたから。路上で歌うっていうのがひとつの遊びだったんですよね。僕は部活もやっていなかったし、路上でみんなもジャカジャカ歌っていたから、僕もやってみたいなって思っていたら、小学校で良樹がギターを弾いているのを見ていたし、あいつは弾き語りが出来ることは知っていたので「一緒にやるか」って話をして路上に出るようになっていったんですよね。路上は遊びのひとつでもあったんですけど、もうひとつ、大きな転機でもありましたね。元々、人見知りする性格だったし、表に出るのが好きじゃないシャイな人間だったんです。それを嫌だなって思っていたから、そこを変えたいって思っていた転機にもなりましたね。路上ライヴは。
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自分の曲を作るようになったのは、高校2年生くらいからですね。良樹とユニットを結成したのが高校1年の冬だったので。良樹が曲を書いたりしていたんですよ。それを見ていて僕も書いてみようって思ったのがきっかけでしたね。影響を受けた、というとやっぱりゆずさんですよね。路上ライヴを一般的にしたっていうのは完全にゆずさんだし、その後のアーティストに及ぼした影響ってすごいと思いますね。コロンブスの卵だったわけですよ。それまでは路上の歌い手っていうともうちょっとドロ臭いイメージがあったのが、ああいうポップで爽やかな男の人たちが路上で歌うっていうのは社会的にもかなり衝撃的だったと思うんです。どうしてそれを今まで誰もやらなかったんだろうってことは、誰もが思ったことだったでしょうし。そういう意味ではゆずさんがいなかったら路上でやろうっていう発想自体が僕らの中で生まれていなかったということだし、そうしたら今、こうして音楽をやる僕らはいなかったということですからね。

音楽的な影響…。詞を書いたり楽曲を作る上でこのアーティストからの刺激が、とかそういう特定のアーティストから得たものは特にないんですけど、ただ好きな曲っていうのはあって「こういう曲を書きたいな」の連続で今日まで来ていますね。Mr.Childrenやスピッツの曲で、そういう感覚を覚える曲が結構あったから。当時はバンドサウンドというよりは歌モノと呼ばれる人たちでしたね。小学校の頃はCHAGE and ASKAをよく聴いていましたね。良樹も好きだったって?だって僕らはCHAGE and ASKA世代!?ですから(笑)。基本的にはポップ・ミュージックが好きなんですけど、CHAGE and ASKAはポップの極みですよね。「モーニングムーン」とか「僕はこの瞳で嘘をつく」とか。子供心に「カッコイイ!」って思っていましたね。友達とよく歌っていました。ただ尊敬するアーティストは明確にいないんです。曲を作るっていう時点でみんなすごいわけだし。ただ自分が作る曲っていうのは一番、自分が聴きたいものだったりはしますね。その曲がどんどん溜まっていって「この曲が何もなくこのまま終わっていくのは嫌だな」って思ったことがあったんですよね。大学の頃に中米を旅したことがあるんです。ギターを持っていってて、曲を書いたりしながらの旅で。そこで出来た1曲を子供に「父ちゃんは昔、こんな曲を作ったんだぞ」って言うだけで終わるのはもったいないって思ったんです。それですぐに帰国して、音楽を目指したんですよね。

僕らって何でも出来る3人組だと思うんです。アルバムも色んな音楽性が入っているけど、ギター2本やボーカルという構成な分、自由だと思うんです。だからこそ自分たちでも今後のいきものがかりの音楽がどこに行くかわからない。それが面白いなと思いますね。いい意味での裏切りをずっとやっていきたいです。
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