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新しい年を迎えましたが、2007年はどのような年でしたか? |
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やっぱり、デビューということが一番大きかったです。あと夏に、今までは見る側であったサマーソニックに出演出来たことは嬉しかったですね。
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今までは攻撃的な誰も寄せ付けたくないような内容でやっていたんですけど、お客さんがライヴで泣いてくれたりして、自分の想像とは裏腹の反応をかんじることもあったんです。その辺から自分らの音楽も、書く内容や伝えたいことも変わってきました。この一年で音楽的にも変わったかなと思います。
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昨年を振り返ると、ライヴのことが浮かんできますね。最初の頃はお客さんが少なかったけど、積み重ねてやっていく内にお客さんが増えてきて、そういう喜びをすごく感じて、ライヴがどんどん楽しくなっていきました。それにスタイルも自分主体からお客さん主体になりました。
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でも、自分たちには芯があるので、伝えたいことは周りに合わせるつもりは全くないんですけど。ただ、ホントに進化していくというか、変わっていかないといけないじゃなくて、必然的にスマートに周りの反応に影響される部分はありましたね。
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曲作りはどのような感じで進めているんですか? |
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MAKKIや他のトラックメーカーが作ったトラックをもらって、そこから曲を書いていく感じです。メンバーそれぞれ一人ずつ作っています。
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三人で集まって作るってことは? |
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最近はないです。「SUMMER DAYZ」(※2007年7月発売の 1stミニ・アルバム収録曲)ぐらいまでは一緒にやっていましたけど。でも、この曲もデビュー前に作ったもので。そういえば、デビューしてから三人一緒に作った曲はないよね。
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そうだね。
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「フルサト」(※2007年3月発売のデビュー・シングル曲)や「SUMMER DAYZ」は三人で一緒に作って、それ以降は別々に作るようになったんですけど。曲を並べてみると、「フルサト」や「SUMMER DAYZ」は三人で作った雰囲気が音に出ている感じがしますね。だけど、今回の「一歩一歩〜終わりなき道しるべ〜」や前作「ラヴソング」なんかは、個人で作った曲っていうのもあって、そのメンバーの色が出てるというか。デビューしてからは個々でやっていて、一人一人の色を作りながらやっていこうというスタイルです。お互いの音楽性を崩さずに作っていきたいというのがあるし。ただ、自分が作った曲でも“ここはRYOだよな”っていう所もいっぱいあって。だから、一人一人の長所を尊重しながらやっています。
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そんな中、昨年11月には「ラヴソング」と、ストレートなタイトルが付いた楽曲を発売しました。映画「世界の中心で愛を叫ぶ」を彷彿とさせるミュージック・ビデオも印象的でした。 |
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あの時期って、本当に愛の歌が多い時期だったでしょ。どちらかというと前向きなものが多かったので、それを全部否定したいっていうのが俺の中にあったんです。また、俺の中で乗り遅れた感みたいなのがあって、いまさらラヴソングで“愛してる的なもの”を書くと、それはみんな聴き飽きただろうと。彼女が「この歌、好きなんだよね」って、一生懸命その歌を覚えたって、別れるときが来るんだったら…みたいな(笑)。実は、自分の過去にもそういうことがあって、結局、(ちまたに溢れている愛の歌も)思い出になってしまうという寂しい所から、全部否定してやろうと思ったんです。こういう想いで「ラヴソング」を作ったということは、今、初めてカミングアウトしましたけど。
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えっ、そうなんですか。真実を話してくれてありがとうございます。今のLANCEさんの話を聞いて、再び聴くと曲の印象が変わりそう。 |
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そうかも知れないですね。ちなみにタイトルの「ラヴソング」は、自分たちの曲がラヴソングということではなくて、ちまたに溢れている愛の歌をまとめて「ラヴソング」と言ってるんですよ。だから、厳密に言えば、“ラヴソングス”です。
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なるほど。そういう楽曲を経て、2008年一発目となるシングル『一歩一歩〜〜終わりなき道しるべ』がリリースに。 |
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良いスタートが切れる曲になったと思っています。出来上がった時にあらためて聴いてみて、ある意味、誰にでも当てはまるようになったなと。今の俺らにも当てはまるし。リリース日も1月23日で、“1、2、3”で、ホントに一歩一歩という感じで。もともと、これは怒りの曲だったんです。「俺だって悔しいこととか、いっぱいあんだよ」と。弱音を吐くヤツに対して怒りがあって、そんな時に作った曲なんです。だから、俺らの2008年の最初の出だしで「一歩一歩頑張るぞ!」という感じではなかったんですよね。ただ、出来上がって形になってみると、「すげぇハマッとるやん」って思えました。きっとみんなも自分のこととして受け入れられる人も多いと思うので、すごく納得のいく楽曲になりました。
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よく言うんですけど、みんなで男同士肩を組んでバカみたいになってこの曲が歌えたら良いなぁって。なんか、この曲からそういう映像が浮かんできました。高校の時の懐かしい仲間なんかと…。
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最初、デモで聴かせてもらった時、LANCEの熱い部分がすごく出てると思いました。なんか、俺らって、男臭いじゃないですか、だから余計にハマるのかなぁと。で、個人的には一番最後のラップ部分のサビが好きですね。
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サウンド面で考えたことは? |
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アレンジはCHOKKAKUさんにお願いしました。「フルサト」みたいなストリングスの柔らかさは欲しくないと自分の中だけで思っていて。俺からしたら、この曲は上手く歌う歌じゃない。だから、「フルサト」みたいな包まれている感じよりは、ストリングスにしてもちょっと雑で派手にやって欲しいというのはありました。そして、出来上がったら、“ストリングスに良い包まれ方をしている下手くそな歌”みたいな感じが出ていて、それでいてシンプルでガチッとしたサウンドになって大満足の仕上がりです。
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そういったサウンドになって歌の方ではどうでしたか? |
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この間、リハーサルで歌ったんですけど、キツイですね(笑)。今までで一番キツイ歌ですよ。歌っていたら顔が真っ赤ですもん。もし、1バース目、2バース目、3バース目がフックになっていたら、俺は2バース目の途中で力尽きてしまいますね(笑)。RYOが1バース目をしっとり歌ってくれることで、2バース目が映えるし、バランスが取れているから良かったと思います。
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こういう風な感じで歌声が上下する所は僕ららしいなと思います。それに歌っていても気持ち良いし。
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僕はこの曲ではマイクをちょっと離して、後ろで「オ〜、イェ〜!!」って叫んでいます。まぁ、ガヤ的な感じかな(笑)。僕の声はLANCEの声にもRYOの声にもぶつかってしまうんですよ。
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「一歩一歩〜終わりなき道しるべ〜」は力強い1曲になったということですね。一方、カップリング曲「LOST」はホーンやシンセの音色が飛び出したりして、80年代のダンスミュージックっぽいトラックに。 |
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80年代っぽい要素が含まれているからなのかも知れないけど、この曲はウチのオヤジがすごく好きなんですよね。「懐かしい感じがする」って言ってくれて。
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現代版ディスコ・チューンだしね。
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僕も80年代の曲は好きだし、サウンド的にもダンサブルでお気に入りです。ホント、ライヴでやるのが楽しみです。
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実は結構、前に作った曲で一番古いかな。歌詞と1バース目のラップとかは、俺がソロの時に書いたもので。しかも、作品として書いたんじゃなくて、紙の切れ端にサラサラと書いたのが、今になってONE☆DRAFTの楽曲に加わった。当時は、曲も今とは全然違って、もっと切ない感じの失恋ソングみたいな感じだったんですよ。これは俺の中で今みたいに明るく歌う曲ではなかったんです。失恋の曲だけど、“君がいなくなる前に〜”って叫んでいるような前向きさも感じられるから、開き直り感もあって良いかなと。
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この曲もCHOKKAKUさんがアレンジを手掛けていますが、何かオーダーをしたんですか? |
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全くノータッチです。CHOKKAKUさんから「ONE☆DRAFTの今までの曲の中で一番やりがいがある」って言われて、一体、この曲はどうなっていくんやろうって思ってたら、すごくホーンだらけになっていてビックリしました。哀愁感はなくなったけど、音楽的に良いなぁって思いました。
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音はバンドとしてのパワーが増しているよね。
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ただ、これはどんな曲よりも情景を重視した歌詞だったんです。
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すごくリアルな描写がされていますよ。
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確かに歌詞は別れた彼女に対しての気持ちが切々と綴られていますね。 |
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ソロ時代の曲だから今みたいに分かりやすくはないかも知れないですけど。ちょっと考えて、“あ〜、そういうことか”って分かるぐらいの感じになりました。昔好きになった人と別れて書いた曲です…。
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LANCEがこの曲を書いていた頃を知ってるので、色々と想像出来ますよ。それに僕はずっとクラブでDJをしていたから、こういうクラブの情景も分かるし。
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このような新曲2曲を携えて、2008年はガツンといく感じですか?最後にONE☆DRAFTの野望を聞かせてください。 |
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多少ですが、2007年で地盤が作れたと思うので、2008年はそこを蹴りながら進んで行きたいです。“出陣”がテーマで、出来ることなら甲子園でライヴがやりたいです。そして、紅白歌合戦も!
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2008年も一歩一歩やることやって、で、甲子園でワンマンライヴをやりたいですね。
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瞬間、瞬間に生まれるものを大事にやっていきたい。これからもその時思っている感情をありのまま出していこうと思っています。
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