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総力特集 Vol.13 清水翔太 TOP
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Excite: 2月に『HOME』でデビューしてから9ヶ月経ちました。振り返るとどんな日々でした?
清水: 結構走り抜けた感じですね。色々刺激的な出来事とか新たな出会いとか、想像もしてなかったような掛け離れた世界とのコンタクト……テレビに出るとかは想像出来ないようなおっきな世界への出入りだったから(笑)。そういうものも含めて本当に色々なことがありました。
Excite: 出会うもの体験するもの、全てびっくりという感じ?
清水: 「へぇーーー!」っていう感じですね(笑)。「あ、そーなんだぁー」みたいな。それがすごい密度で来たので、その一つ一つを細かく覚えてないですけど、そういう新たな刺激は自分の中に蓄積されていったと思います。
Excite: 9ヶ月間で、今、パッと浮かぶ“picture in my mind”は?
清水: 飛行機に乗ってる画ですね。
Excite: 飛行機!?
清水: 飛行機にたくさん乗りましたから。デビュー前は、本当にちっちゃい頃に家族旅行で1回乗ったことがあるくらいで、それも全く覚えてないんですよ。だから物心付いて初めて乗ったのがデビュー前のニューヨークで。
Excite: アポロシアターに出演した時だ。
清水: そうです。それが物心付いて初めての飛行機で、海外だったから。
Excite: じゃあ、9ヶ月間で泣きたくなる程悔しかったことはありますか?
清水: 泣きたくなる程?でも、ライヴで「うまくいかなかった」って思う時は悔しいですね。良いパフォーマンスが出来なかった時、特にフェスとかイベントで色んなアーティストさんが出てる時はすごく悔しいです。
Excite: レコーディングで上手く歌えなかったとかではなく、ライヴの方が悔しいさを感じるんだ?
清水: 悔しいですね、ライヴは。本っ当に悔しい。それが今までにも何回かあって。「もっと良いものが出来たはずなのに」と思いながら自分の出番が終わって、次のアーティストさんがすっごい盛り上げてすごく良いパフォーマンスをしていたりすると、舞台の袖とかで見ながら「悔しいな」って。
Excite: デビュー直後に19歳になりましたよね。2月20日デビューで、2月27日が誕生日だから。
清水: あ、そうでしたね(笑)。
Excite: その日のことは覚えてます?
清水: 覚えてますよ。むちゃくちゃ覚えてます。ちょうど『HOME』のプロモーションの真最中で大阪のラジオ局にいて、ラジオのスタッフさんからすごいケーキを頂いたですよ。ケーキの上に家が建ってたんです、『HOME』だったから。「すごーい、こんなんもらえるんだ!?」って思った覚えがあります。
Excite: 僕も商売柄色んなアーティストさんの誕生日に出くわしますけど、一般人だとなかなかお目にかかれない手の込んだケーキが多いですよね。
清水: そうなんですよね。「すごい!」って思った。ケーキ屋さんでわざわざ作って頂いたみたいで。
Excite: ちなみに、自分で自分のために誕生日プレゼントは買わなかったんですか?
清水: しなかったですね。結構いっぱいプレゼントを頂いたので満足しちゃって(笑)。自分で自分にはなかったです。
Excite: さて、いよいよ1stアルバムがリリースです。生まれて初めてのアルバムだし、相当気合いは入ったんじゃないですか?
清水: 特にはないですね(笑)。というのも、デビューの時からずーっと曲を制作してきた中で、「じゃあ、アルバムはこの曲とこの曲で」みたいな感じで曲を選んで作っていった感じなんですね。「アルバムを作る、じゃあ、こういうアルバムにしよう!」みたいな考えから始まってなくて。でも、それが今の僕に出来る最大限のことだと思うし、今の最善を尽くして、自分が本当に良い曲だなって思える曲を13曲出し惜しみせずに詰め込んだっていう感じです。だから、特におっきなテーマとかコンセプトとかはないし、とにかく僕が10代で得たものを全て詰め込もう、みたいな感覚でした。清水翔太っていう人間を一発で分かってもらえるようなアルバムにしたいなっていう。
Excite: テーマやコンセプトはないということですが、制作中、自分の中でルールにしていたことはありますか?
清水: それはあります。リアルであること。自分自身が今見えてるもの、今書きたいこと、今表現したいことを自分自身の言葉で正直に書いていくっていう。それは全曲で思ってたことですね。だから、今回はテーマがおっきなものとか対象が広い曲はあんまり書いてなくて。
Excite: 例えば人類愛とか、世の中に対する歌とか。
清水: そうですね。そういうのを当たり障りのないきれいな言葉を選んで書くのは、出来ないことではないと思うんです。でも、僕、全然焦ってなくて、大人の考え方とか一般的なことは大人になってから歌えばいいやと思ってるんですよ。今は10代だし、10代にしか見えないこととか、今の自分にしかないピュアさとか、もうすぐ消えて行くであろうものを残しておくべきだと思ってるんです。だから、自分の日常や個人的なことを描いてる分、もしかしたら共感しづらい部分もあるかもしれない。だけど、僕は一曲丸々たくさんの人に共感してもらおうとは思っていないんですね。人それぞれ違う曲でどこか一行だけでも共感出来るところがあれば、それだけで僕がその歌を作った意味やこのアルバムを作った意味があるんじゃないかと思ってるんです。
Excite: なるほど。
清水: で、その一行に支えられる人が出てきて初めて、アーティストとしての清水翔太の存在価値が出てくるんじゃないかなと思ってるんです。僕が感じたり見てきたものを自分の言葉で綴っていくからこそ意味があるのであって、誰にでも書けたり、誰にでも歌えることを歌って、それが共感を呼んでも自分自身の価値は見出せない。自分が出会ってきた色んなものが自分のオリジナルの言葉になって、そしてそれが誰かを支えたりするようにならないと意味がないんじゃないかなと思うんです。
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