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TOP INTERVIEW 北川悠仁 INTERVIEW 岩沢厚治 My旬RANKING TOUR TOUR BLOG REPORT
結成10年目を迎えたゆずが、7月29日、30日の2日間に渡りスペシャルなコンサートを開催した。このコンサートには“にほんのうた”というサブタイトルがついているが、実はこれが今回のコンサートのテーマになっている。北川悠仁と岩沢厚治の2人が『日本人として』という原点に立ち返って、“にほんのうた”で“にほんの心”をみんなに伝えようと、ゆずのオリジナル曲はもちろん、日本の童謡やわらべ歌、歌謡曲など、普段のライヴでは聴けないような曲を披露するという。コンサート会場も、ホールやアリーナではなく、京都の醍醐寺金堂特設野外ステージ(29日)と山梨県の身曾岐神社能楽殿(30日)という日本の文化が感じられる場所にしたというところにも、彼らのコンサートにかける意気込みがひしひしと伝わってくる。
 今回レポートするのは、2日目の身曾岐神社での公演。天候にも恵まれ、太陽の光が降り注いでいた。しかし、涼しい風が吹き、とても過ごしやすい気候となった。恒例のラジオ体操第一をみんなで行い、オープニングアクトの和光太鼓(5歳から中学生までの22人で構成された和太鼓グループ)の演奏が終わり、時刻は午後5時半になろうとしている。さて、いよいよゆずの2人が登場。序盤戦は北川と岩沢だけでの演奏、中盤はサポートメンバーのキーボーディストが加わり、後半(9曲目の「四季メドレー」から)はバイオリンとチェロによる5人のストリングス隊も参加するという3つの違う構成で聴かせてくれた。「夏色」「栄光の架橋」といったヒット曲はもちろん、オリジナルからカバー曲まで、披露してくれた曲はアンコールを含めて全15曲。その中からいくつかピックアップして紹介しよう。
 まずはカバー曲から。「幸せなら手をたたこう」や「森のくまさん」は沢山の人たちが知っているお馴染みの歌。6曲目に歌った「たんぽぽ」は、“知る人ぞ知る”という少しマイナーな歌。ゆずの2人がこの曲を選んだのは、小学校5年生の時に、卒業式で先生たちが卒業生に向けて歌ったのを聴いて感動したという理由から。「たんぽぽ」を歌うことで、そういった個人的な思い出もファンと共有できたのではないだろうか。そして、9曲目の「四季メドレー」は、日本の特徴である“四季”にちなんだ曲「夏の思い出」「赤とんぼ」「雪」といった童謡や「いつか」「サヨナラバス」などが盛り込まれていた。会場で配布された歌詞カードを見ながら、親子で観に来た人たちも一緒に参加して盛り上がった。
 そして、何と言っても、この日のクライマックスは、ラストの「見上げてごらん夜の星を〜ぼくらのうた〜」だ。国民的歌手の坂本九が40年前に発表した不朽の名作に、ゆずの2人が「悲しいニュースがいっぱいあるけど、少しでも幸せになれるように」という気持ちで歌詞を書き加えて完成したこの曲こそ、これからも沢山の人たちに歌い継がれる新しい“にほんのうた”だと言える。彼らの歌と演奏を聴いて、ファンのひとりひとりが“にほんの心”をしっかりと確認できたに違いない。
(取材・文/田中隆信)
フォトギャラリー
(撮影/MATAGI)
セットリスト
01.手紙
02.贈る詩
03.からっぽ
04.幸せなら手をたたこう
05.森のくまさん
06.たんぽぽ
07.翼をください
08.シュビドゥバー
09.四季メドレー
―夏―「夏の思い出」(インスト)「夏祭り」「月影」
―秋―「赤とんぼ」「地下街」
―冬―「雪」「いつか」
―春―「さくら」(インスト)「サヨナラバス」
―梅雨―「雨降り」「街灯」
―夏―「またあえる日まで」
10.栄光の架橋
11.時代
12.夏色
13.スマイル

<アンコール>
01.センチメンタル
02.見上げてごらん夜の星を〜ぼくらのうた〜