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夏フェス特集2011 SUMMER FESTIVAL 開幕!!!
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ライブレポート

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011

ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2011 2011.08.05(FRI) 茨城県ひたちなか市・国営ひたち海浜公園

(c)ROCK IN JAPAN FESTIVAL事務局

国内外の大物集結! 過去最高動員数を記録した夏の一大音楽絵巻

 3.11の東日本大震災は日本中に大きな打撃を与え、多大な被害をもたらした。【ROCK IN JAPAN FES.】の会場である国営ひたち海浜公園もまた園内の道路の亀裂や沈下、建物の損壊などの被害を受けた。これらの事態により公園は一時閉園したが、4月19日に全面的に再開。そして8月5日〜7日の3日間、恒例の【ROCK IN JAPAN FES.】が開催され、国営ひたち海浜公園に再び活気が戻ってきたのであった。

 初日、もっとも大きなステージとなるGRASS STAGEでは、いきなりサンボマスターがトップバッターで登場。続いてサカナクションと、ぜいたく過ぎるラインナップで幕を開けた。続いて、ステージを華やかに彩ったのはPerfume。あ〜ちゃん、かしゆか、のっちの3人が、一糸乱れぬダンスで矢継ぎ早に曲を繰り出していく。MCでは、あ〜ちゃんがハイトーンボイスで観客をあおり、満員の会場が歓声に満たされる。3人が手首から先をパタパタと振り、それぞれに声を掛けるような…または鳥がくちばしでつつきあう姿を模したような仕草で展開される「ねぇ」のキュートなこと! そしてラストは「チョコレイト・ディスコ」「ポリリズム」と、“国民的ソング”と言っても差支えないだろうヒットナンバーで華麗なエンターテインメントショーを締めくくった。

 「楽しいライヴをやりに来ました!」と、自らもこのフェスを楽しみ、ファンと共に最高の空間を作るんだという姿勢を告げたSOUND OF FORESTのUNISON SQUARE GARDEN、11年連続出場という当フェスの“顔”的存在で、怒涛のファストチューンを連発したLAKE STAGEのPOLYSICS、シニカルなリリックを機関銃のように連発したかと思えば、スウィートなメロディーを歌うWING TENTのThe Mirrazなど、各ステージで見どころはてんこ盛り。キッズたちがお目当てのアーティストを見ようと、思い思いに広大な会場を闊歩していく、これぞフェス!といった光景を見るにつけ、音楽がどれだけ我々の心に潤いをもたらしてくれるものかと再確認したのだった。

 夕暮れが近付いたGRASS STAGEに、YUKIが登場。昨年、5年ぶりに当フェスに出演し、3日間のシメを飾る大トリを務めた彼女。その人気は揺るぎがない。白とピンクのキュートミニ姿がステージに現われた瞬間から大歓声があがった。1曲目は「JOY」。あのユニークな振り付けに、観客も追従する。野外で、素晴らしい景色を前に高揚する気持ちが、自然に観客のテンションをあげていく。そして、誰をも幸せな気分にさせるYUKIの笑顔が、ハッピーな空間を作っていった。ラスト「Hello !」で、YUKIはさらなるグッドバイブレーションを届け、GRASS STAGEのヘッドライナーを務めるASIAN KUNG-FU GENERATIONに見事にたすきを渡した。

 未来のこと、これからの社会のことに無関心でいてはいけないと、自身が編集長を務める新聞『The Future Times』を創刊し、ツイッターなどで数々の問題提起をしてきた後藤正文(Vo.&G.)率いるASIAN KUNG-FU GENERATIONのステージ。舞台の両サイドに設置されたビジョンに“HOPE”“MUSIC”“LOVE”“LIFE”の文字が映し出される。彼らの強いメッセージと意志に、観客がどよめきが起こった。サイケデリックな「Re:Re:」、そして「マジックディスク」では後藤が眼鏡を飛ばしての熱演を繰り広げた。アンコールが巻き起こる中、先のビジョンに浮かび上がったのは、“NO NUKES”“CAUTION”“THINK”の文字。ロックは時代と社会を映す鏡である…そんなことを深く考えさせられた、アジカンの圧巻のステージだった。

(取材・文/田上知枝)

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